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「米国Fintechケーススタディ:Y Combinator出身の20チームから学ぶ最新トレンド」

「米国Fintechケーススタディ:Y Combinator出身の20チームから学ぶ最新トレンド」

アメリカでは、スタートアップ発の先進的なFintechサービスが民間企業や大手金融機関に浸透し普及しています。Fintech(フィンテック)とは金融(Finance)と技術(Technology)を組合せた造語で、ITを活用して金融、決済、財務サービスなどの世界にもたらされるイノベーションのことです。

そのような動向をうけ日本でも、最近では大企業及びベンチャー企業ともに、Fintech領域への注目が日に日に高まっています。中でも、日系金融機関と米国スタートアップとの関係性が強くなりつつあります。例えば、2016年7月に三菱東京UFJ銀行が世界最大の仮想通貨取引所である米国Coinbase社との資本業務提携を発表するなど、両者の連携によるイノベーションが生まれはじめています。

今回は、日本の金融業界の動向を踏まえ、米国のスタートアップ育成機関のトップであるY Combinatorが輩出した、Fintech領域のスタートアップ20チームを厳選し共有させていただきます。金融業界やベンチャー業界で活躍される皆さんが、最新のFintechトレンドに触れ、新しい事業創造・ビジネスモデルの手がかりやヒントを得られるものになればと思います。

前半がY Combinatorを中心とした米国スタートアップ概要と最近のトレンド、後半がFintech厳選20チームの概要の紹介となっております。

20チームのカテゴリーの内訳としては、

(1)個人向け資産管理 (アドバイス・執行、金融取引の利便化)

1チーム

(2)決済・送金 (オンライン決済・送金、ビットコインの売買・送金)

4チーム

(3) 保険 (購入アドバイス、P2P保険)

1チーム

(4)個人向け融資 (融資・オンライン審査、マッチング)

3チーム

(5)法人向け融資 (融資・審査、マッチング、低流動性資産の売買)

1チーム

(6)クラウドファンディング

2チーム

(7)トレーディング (運用業界に特化したメディア、ビッグデータの解析)

3チーム

(8)その他

5チーム

となっています。

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