【イラスト上達法】プロイラストレーターさんのイラストを1ヶ月模写し続ける!
こんにちは!イラストレーターのSuika-翠夏-です。
前回の記事で模写し続けるプロイラストレーターさんを決めました!
今回は、模写するプロイラストレーターさんが未統合PSDファイルを販売していたら、についての解説です。
煮たかさんのPSDファイルをGETしました!
SB Creativeさんから販売されているデジタルイラストの「塗り」事典BOYSを持っていまして。
この書籍の特典で煮たかさんのPSDファイルをGETしました✨
他にも素敵なイラストレーターさんの塗りテクニックやPSDファイル、ブラシなどをもらえるので気になる方はチェックしてみてくださいね💕
特典はありがたく使わせていただきましょうっ💕
PSDファイルの見方
さて、さっそくPSDファイルを見ていきましょう。
【実践1】キャンパスサイズ・解像度のチェック
まず最初に行うのは「キャンパスサイズ・解像度」のチェックです。
配布されているPSDファイルが原寸なのか、原寸じゃないのか、をチェックするんです。
縦・横どちらかの数字が4000~5000くらいあれば原寸と考えてOKだと思われます(`・ω・´)b✨
実際に自分で描くときもA4サイズで描くのでどちらかが4000以上になってますもんねw
幅188×横263なので、1/20くらいのサイズかもね、と予想がつきます。
何でチェックするかというと、これから線画を見ていくんですが、サイズが小さくなっているということは、線画もギュギュっと凝縮されてる、ということがわかるんです。
個々のサイズ感を理解していないと、たとえ同じような太さやペンで線画を描いたとしても、同じにはならないんですよ。
だって、元はギュギュっと凝縮されているんだもん。
ちなみに、この「塗り」事典では、どんなペンで、どんな太さで描いている、というのもしっかりと教えてくれるのでありがたいです✨
煮たかさんはSAI使用とのことで、クリスタの私は似たようなペンを作ろうと思いますw
【実践2】ラフのチェック
PSDファイルにラフがあれば、どのくらい描き込みされているのかをみます。
有難いことにあったよラフ…(((o(*゚▽゚*)o)))💕
煮たかさんのラフは細かい装飾は描き込まれていないけど、人体構図や色、光と影、背景の雰囲気もしっかり描き込まれていました👀
顔のパーツが描かれていなかったのは、表情を後から考えているからなのかなぁと推察…(゜-゜)
さいとうなおき先生の動画で「表情は後!」って言ってたもん(笑)
【実践3】レイヤー数をチェック
一気に線画を描いてパーツごとに色塗りなのか、厚塗りなのか、などを知るためにレイヤー数をチェックします。
ちなみに、レイヤー数が多いトコロはその方のこだわりポイントと推測されます💕
だって、自分でもこだわってるところはめちゃくちゃレイヤー数増えませんか?w
私は髪と目がめっちゃレイヤー数増えるタイプなんですが、煮たかさんも同じのようで密かにうれしく思ってます(笑)
【実践4】線画をじっくり見る
塗りのレイヤーを全部非表示にして、線画をじっくりとみます。
ストロークの長さ、止め、ハネの場所、力の入り抜きなど。
その作家さんの癖だったり特徴を学びます。
例えば、上記はマントのところの線画になるんですが、カーブになっているところで力が抜けて線画が薄くなっているのがわかると思います。
ここで力が抜けてるのはなぁぜなぁぜ?
さらに手の線画をみてみると、関節部分で力の入り抜きが行われています。
これが男性らしい手の描き方なのかもしれない……(゜-゜)✨
など、線画をじっくり見ることでいろんなことが学べます(`・ω・´)b💕
【実践5】線画をなぞる
じっくりとみた後は線画をなぞって、自分の身体にプロの技を覚えさせます。
まつ毛のところ、線画で描いているんだね~👀
影が重なるところは線画で濃く描いているんだね~👀
髪の毛は1ストロークなんだね~👀
などなど。
線画だけでも学ぶところがたくさんだよ……🤤💕
PSDファイルは宝の宝庫です❤
長くなりそうなのでいったん分けますw
次回、塗り編!✨