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〜採用HPは果たして必要なのか論争〜

みなさん、こんにちは。
株式会社addD代表取締役の金です。

我々が何をやっている会社なのか、気になっている方がいらっしゃいましたら、こちらの記事を読んでもらえると嬉しいです。

今日は、
「今この時代に採用HPがもたらす意味」
について記載していきたいと思います。

みなさんの会社では、採用HPを持たれていますか?

今や日本の9割の会社は、企業HPを持っているとも言われています。
しかし、その企業HPの中の「採用情報」は、項目があるだけで
実は力を入れて情報を載せられていないという企業も多く存在します。

一方で、この情報発信に力を入れている企業が多数あるのも事実です。

大手企業でよくみられるケースとしては、「企業HP内に採用情報がある」という座組ではなく、「採用HP」を独立して作っています。

また、その中でもターゲットにより構成を変えるため、「新卒採用ページ」「中途採用ページ」の2つに分けているところも多数あります。

下記農林中央金庫さんのサイト例↓


しかしこの採用HP。
重要性をあまり理解していない企業様も多く存在するのが、今の私の肌感覚です。

弊社では採用HP作成のニーズがあるかどうか、ヒアリングさせていただくこともありますが、基本的に下記のような理由でお断りされるケースがほとんどです。

SNSが復旧している今、そもそも採用HPがいるのか
②すでに求人媒体に載せているので、採用HPにお金をかける必要がない
③必要性を感じない


本日はこのご質問に対してお答えできればと思います。


①SNSが復旧している今、そもそも採用HPがいるのか

まず、このご質問。
結論、いると思います。

皆様が、現在転職活動をしていることを想像してみてください。
認知のきっかけとして、SNSのアカウントを発見し興味を持ちます。
そのあと、その企業が気になった場合、どのように情報を調べますか?

おそらく多くの方の答えとして、”企業HPと採用HPを見る”
だと考えています。

そうなんです、SNSと採用HPに関しては、
どちらかを頑張れば良いという話ではなく、両方頑張る必要があるのです。

この図にもある通り、SNSで認知し、HPで顧客化していく必要がある。

その際に、募集要項だけのペラ1のページがあるだけだとどう思われますか?
応募の意欲を高めることはできませんよね?

そうなんです。
採用HPに関しては、もちろん加点を狙いにいく要素もありますが、
それよりも興味を持った人に減点させない、守りの要素もかなり強くあるのです。


②すでに求人媒体に載せているので、採用HPにお金をかける必要がない

「でも、うちはそれこそマイナビやリクナビなどの求人媒体に載せているから必要ないよ」

そう思われている方も多いことでしょう。

もちろんそのような媒体から
応募が集まり、人も獲得することができ、辞めずに長く活躍している方をとることができている会社は、それで良いでしょう。

しかし、そうではなく採用に困る企業が多くあるのも事実です。

そもそも日本の人口が減っていますから、当然取り合いになってくる世の中です。

決して求人媒体を否定するわけではありませんが、今後は会社の個性を打ち出し、求職者に会社を選んでもらう必要が強くあるのです。

その会社ならではの魅力や雰囲気が最大の差別化ポイントになるのです。

それを打ち出す時に、求人媒体の募集フォーマットは良くも悪くも型化されています。
当然、何もわからない担当者からすると、記入しやすいというのはありますが、会社ならではのカラーや特色を出すのが難しくなります。
※決して大手の求人媒体を否定しているわけでなく、両方できるのが理想的だと個人的には思っています。

しかし、採用HPを自社で作る場合。
自社の強みや人に焦点を当て、思いっきり自社ならではの雰囲気を出すことが可能になります。

そういった意味でも、自社の採用HPを持つことは、求職者の意欲を高めることにつながると考えています。


③必要性を感じない

こちらの意見の理由として、多いのは
「自社の採用HPを作ったところで応募が来る確率はかなり少ないじゃん?」
という意見です。

確かに、直接の応募がどれだけ来るかは未知数な部分も多いです。
しかし上記項目でも申し上げ通り、採用HPは加点方式ではなく減点を防ぐものです。

なくてはならいないけど、合っても成果を図りづらいもの。

という感覚でしょうか?

ただ、実はこの情報皆様の感覚で思われているケースがほとんどなのです。

であれば、まずお勧めするのは、毎月や毎週のPV数を確認することです。
多くの企業様は採用HPを作ったは良いが、管理できていないことが多いです。
また、自社の採用ページからそもそも申し込みが出来る導線は綺麗に整っているのでしょうか?まずは採用HPがいまどんな状態であるのか。それを把握することから行いましょう。

また我々にご相談いただければ、専門的にどこか課題でどのようにしたら、より採用までの流れが加速するのかご提示できると思います。

ぜひ、一度自社のHPを見て欲しいというご依頼がありましたら、お気軽にご相談いただけると幸いです。

また、意外とパソコン用のテイストで綺麗に作られていても
スマホでみると画面が見づらいということもあります。

動作の重さやスピードも重要になってくるので、そういった観点でも弊社の方から案をご提示することができると考えています。

ぜひ、今回のお話で少しでも興味を持った方がいらっしゃいましたら、
まずは自分の働く会社のHPを覗いてみてください!

そして、お気軽にご連絡いただければと思います!

では、今回は以上で!
ありがとうございました。




そして、こういった領域に一つ踏み込むと提案や広がりに終わりはありません。

業界に詳しい方だとよくわかると思いますが、SaaS系のツールやMAツール、インサイドセールスなどかなりたくさんのマーケティング支援ツールが乱立しています。

目的は主に生産性の向上。人手不足が深刻な日本にとってはとても需要の高いツールですが、果たして本当に必要なのでしょうか?

デジタルでは人の心は震えません。
やっぱりいかに効率化を図っていたとしても、結局のところ泥臭い営業や生のライブ、対面でのコミュニケーションに勝るものはありません。
最終的にはどのサービスも「人と人」になり感動の総量が違うからです。

そういう考えを持った上で、HPに対してこの時代にどのような価値があるのか。改めて考えていきたいと思います。

HPがもたらす価値とは

HPとはWEB上に、自社はこういう会社ですよということをアピールするものです。

昔でいえば一枚作るのに、何百万円もしていましたが今では自分で作ろうと思えば数万円程度で作ることができます。

しかし、私がお手伝いしている会社では基本200万円以上の単価で受注し、製作することがほとんどです。

それはなぜか。

ただのHP制作屋さんではないからです。

冒頭の記載の通り、HPや便利ツールだけでは人の心を動かすことはできません。しかし、そのツールを通して理念やビジョンを多くの人に届けることは可能です。

どんな思いで会社を立ち上げ、どんな従業員の方が働いている会社なのか。
見せ方や作り方次第では、全然伝わり方が違うのです。

こと、人手不足でますます需要が上がっている採用においても、いかに自社の中の風土をしっかりと感じてもらうかが1番の重要ポイントになっています。

「もうこっちからは見せるものはないよ、全て曝け出したよ」という状態で採用面接に来てもらうことがとても重要になっています。

理想だけでなくコストパフォーマンス的にも、採用後のミスマッチや離脱率が下がり、会社として良い方向性の進むからです。

改めて。
HPを作るだけであれば、誰でもできます。
作るだけではなく、その会社の理念やブランディング、思想を明確化し、HPという一つの箱に落とし込んでいくことが重要です。

そのHPという土台があった上で、各便利ツールやSNSが活きてくるのです。
・HPなんて何でも良い。
・とにかくあれば良い。

そんな考えではいけないのです。

だって採用活動時も取引を始める時もHPは見ますよね?

そこに対しての意識が低い経営者さんは結果として、採用の成功や効率化に踏み切れていないことが多いです。

本質的な感動を対面やオフラインで与えるために、オンラインの最大化を図る。これこそが現代のHPの意義ではないでしょうか。

神は細部に宿る。

私たちはその理念構築やなぜ作るのかというWHYの点をめちゃくちゃ大事にします。

こと、採用領域やマーケティング領域は特に、得意分野としておりますので、ご興味ある方がいればお気軽にお申し付けください。

以上、今回もご清聴ありがとうございました。

https://add-d-2022.studio.site/

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