【12/5無料セミナー】SSII技術マップを通してみる画像認識技術の変遷と今後 藤吉弘亘先生(中部大学)
こんにちは! アドコム・メディアの広報・メディア事業部です。
2024年12月4日(水)~6日(金)にパシフィコ横浜で開催する展示会「国際画像機器展2024」,会場隣接のアネックスホールで開催される聴講無料の「国際画像セミナー」,特別招待講演の内容をご紹介いたします。
今回は12/5(木)16:10~17:00に開催の「SSII技術マップを通してみる画像認識技術の変遷と今後」をご紹介します。ご講演者は今年2024年に画像センシング技術研究会会長にご就任の,中部大学・藤吉弘亘先生です。
このセミナーについてご紹介する前に,まず「SSII」とは何ぞや?との説明が必要かと思います。SSIIとは画像センシング技術研究会が年に1回開催するシンポジウム,画像センシングシンポジウムの略称です。画像センシング技術の発展を支えることを目的として1年に1回開催されるSSII,来年2025年は5月に開催されます。
SSIIの前身は日本非破壊検査協会内の研究会主催の学術シンポジウムである「産業における画像センシング技術シンポジウム」。東京大学名誉教授の高木幹雄先生や東京大学名誉教授の尾上守夫先生などが中心となり,画像処理の発展期ともいえる1986年に第1回のシンポジウムが開催されました。
「産業における画像センシング技術シンポジウム」をルーツに誕生したSSIIは一貫して「参加者のための学術集会」との趣旨で開催されています。またそのルーツから,SSIIは現在も産業界を重視しており,学術界と産業界の動向を捉えた企画・運営により継続的に発展してきました。さらに,SSIIは産業界の技術者・研究者の参加者が70%を超えることも大きな特徴。画像センシング分野における,国内で最も注目度・影響力の高いシンポジウムといえるでしょう。ちなみに弊社はSSIIの事務局を担当しております。
このような画像センシングシンポジウム(SSII)では、多様化する画像センシング・認識に関する技術を体系的にまとめ,SSII技術マップとして公開しています。今回のセミナーでは,これまでに作成されたSSII技術マップから20年間にわたる画像認識技術の変遷を検証したうえで,今後の動向について議論する予定です。今やスマホやマイナンバーカードなどの認証をはじめ,産業用にとどまらず日常生活のあらゆるところで応用されている画像処理技術。画像処理業界が専門ではない方にも学びの多いお話しが聞けそうなセミナーです。
セミナー参加ご登録にあたっては,まず展示会ご来場のご登録をお願いしています(展示会のセミナーのため,お手数ですがお願いしますね)。
特別招待講演以外にも,最新情報や知識が得られるセミナーのプログラムがもりだくさんです。この分野の知識や情報収集のチャンス,ぜひご活用いただければうれしいです!
なお,画像センシング技術研究会やSSII(画像センシングシンポジウム)について,以下の弊社発行書籍も参考にしました。
どうぞよろしくお願いいたします。