【6/14無料セミナーご紹介】マルチモーダル基盤モデルのビジネス活用 井尻善久氏(LINEヤフー)
こんにちは!アドコム・メディアの広報・メディア事業部です。
2024年6月12日(水)~14日(金)にパシフィコ横浜で開催する展示会「画像センシング展2024」,会場内で開催される聴講無料の「イメージセンシングセミナー」特別招待講演の内容をご紹介いたします。
今回は6/14(金)16:10~17:00に開催の「マルチモーダル基盤モデルのビジネス活用」をご紹介します。ご講演者はLINEヤフー株式会社に所属する井尻善久様。20年以上にわたり,AI・画像処理・ロボティクスの最新技術に関する研究およびその実装・ビジネス化に従事してきました。
著書として,「統計的機械学習の基礎」「大規模計算時代の統計推論」「深層強化学習入門」「コンピュータビジョン最前線」(季刊誌)などがあります。その他,学会・教育活動等にも関わっていらっしゃいます。
ところで「マルチモーダル基盤モデル」って何だろう,とお思いの方も多いでしょう(私もでした)。マルチモーダルとは,音声やテキスト,画像などの異なる種類(マルチ)の情報を統合して処理すること。マルチモーダル基盤モデルは,異なる種類のデータを一緒に使って理解し,応用するためのAIシステムのことです。Webの検索も文字だけで行っていれば,例えば写真で撮影した植物の名前は調べられませんが,今は画像で検索すればWikipediaなどのWebページが表示され,どんな花かを簡単に調べることができます。
マルチモーダル基盤モデルによって,文字と画像,さらに音声などの情報も含めたより多くの情報をAIが学習できるようになり,今までよりも高度な応用が期待できます。
井尻様のご講演では,生成AIとそれらを取り巻く技術トレンドを簡単に振り返り,LINEヤフーにおける技術開発のご紹介とともに,ビジネス活用についても紹介していただける予定です。LINEヤフーでも早くから生成AIに注目してきて,大規模言語モデル開発も手掛けてきたそうです。また,言語だけでなく,音声・画像と言語をつなぐマルチモーダル基盤モデルの開発も進めているそうです。
つい先日,OpenAIは最新モデルの「GPT-4o」を公開しました。日々刻々とアップデートを重ねている生成AI。当日までに状況がどのように変わっているのか,今回ご紹介した内容とは大幅に異なるお話が飛び出すかもしれません。当日どのような話を聞くことができるのか,興味は尽きません。
セミナー参加ご登録にあたっては,まず展示会ご来場のご登録をお願いしています(展示会のセミナーのため,お手数ですがお願いしますね)。
特別招待講演以外にも,最新情報や知識が得られるセミナーのプログラムがもりだくさんです。この分野の知識や情報収集のチャンス,ぜひご活用いただければうれしいです!
どうぞよろしくお願いいたします!