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プロジェクトふりかえり

先日、入社以来携わっていたプロジェクトが終了しました。期間にして3年半です。
振り返ってみると、プロジェクト開始当初から格段スキルが向上したかと聞かれるとそうでもないなと思うと同時に、正直それはそんなに重要な話ではないなと思っています。どのツールを使ったとしてもそれなりに要件に合わせて調べながら使いこなしていくので、特定のツールの使い方が向上したからといってそれが一生ものかというとそういう時代でもないからです。
逆に重要なこととして、クライアントときちんとコミュニケーション取る技術が向上したことが財産になったと感じています。

以前も記載しましたが、仕事はコミュニケーションにはじまり、コミュニケーションに終わると思っています。まずは相手の要望 や現状をきちんとヒアリングしなければ課題を勘違いする可能性が高まり、的外れな対応をしてしまう危険が発生します。ここをいかに正確にこなせるか、またプロジェクト中についても滞りなく行えるかが開発については肝になってくると思っています。
その上で要望を実現するための方法の洗い出しや実現方法の調査といった泥臭い部分をきちんとこなすことで価値がでてくるように思います。

ただスムーズなコミュニケーションを取れるようになるにはいくつかの段階があります。私の理解している範囲では、まずは信頼を勝ち取るところが最初のステップかと思います。まずは相手の立場を理解し、目線を合わせることや相手の期待に応えることなどがアクションとして必要になってきます。
いかにこの段階を乗り越え、ざっくばらんな話ができる関係になるかが重要な気がしています。
いくら仕事ができてクライアントからの評判が良い人も決して最初からそうではないのだと思います。最初はどこぞの馬の骨とも思われているかもしれないところから、着実に信頼を勝ち取っていったのだと思います(信頼は短期間では形成できません)。まずは焦らずに信頼してもらえるように尽力することが必要かと思います。そうやって他人に信頼されることで、信頼が伝播していくこともあるかと思います。あの人が信頼しているなら間違いないだろう、というやつです。

そうすることでより質の高い仕事ができるようになりますし、そこできちんと成果を出せば次も頼ってもらえるようになります。そうすることでまた信頼を獲得できる機会をいただくことができます。このサイクルをどんどん大きくできるように今は頑張っていこうと思います。最終的には自分で培った信頼を元に自分で仕事をとってこれるようになれればと思っています。

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