答え合わせをしながら、考える距離を少しずつ伸ばしていく
新型コロナウイルスの感染が大きく拡大し始めた3月から、もうすぐ半年が経つことになる。8月を迎えて、今の状況は3月や4月頃に想定していたことと近いだろうか、遠いだろうか。
コモンビートでは4月の時点で、コロナ終息は2021年いっぱいかかる(情報収集はしたが根拠はそこまで強くない)という仮定において、どのように団体の舵を切っていくか考えた。近々に終息しそうな雰囲気をその時点で感じていなかったし、できるだけ遠くに終息をおいた方が、急なリスクも回避できると思ったからだ。これを7月には終息と置いてしまっていたら、現状に対してついていけなかったと思う。
シン・ニッポンの著者の安宅さんのモデルを参考にさせていただき、自分たちなりの今後のフェーズを以下のように作っている。
2020年3〜6月 : 止血 → ブレーキからパーキング
2020年7〜12月 : 治療 → エンジン吹かす
2021年1〜12月 : 再構築 → アクセル
今のところ、このフェーズにのって団体を運営できていると思っている。ただ、状況は4月時点とはまだ変化している。4月時点と今を比べて答え合わせをしながらも、来年を上半期(1〜6月)、下半期(7〜12月)に分けてより解像度をあげたシナリオを描きながら、2022年の見通しも考え始めなくてはいけないと感じている。未来がどうなるかは誰もわからないが、先を見て自分たちなりの予測を立てておくことはとても大切だと思っているからだ。
「withコロナ」の考え方で先まで見通し、すぐには解決しないことなのだと構えておくことで、その中で何をすることが必要なのかシンプルに考えたり、見えてきたりすると思う。終息が早まることはラッキー。今は、ベースを「withコロナ」に置いて、その中でできることを模索していくだけだ。
ちなみに、この私たちなりのフェーズの置き方も、状況に応じて、修正したり変更したり、削除したりすると思うので、あまり鵜呑みにしないてください(笑)。
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