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私から見た「コモビジョン」(3)〜D&IはU&I〜

今日もコモビジョンについて書いていきます。

上流からの流れがざっくり見えてくると、コモンビートは「ダイバーシティ&インクルージョン推進」を担っていくことが明確になってきました。「ダイバーシティ&インクルージョン」という言葉が使われるようになる前から、「異文化理解」「違うからこそ美しい」「多様な価値観を認め合う」などの言葉が活動を支えていましたので、今までと活動のテーマとしては変わりません。

ただ、この「ダイバーシティ&インクルージョン」という言葉はまだまだ誰もが知っている言葉ではないですし、カタカナで長いし、言いづらいし覚えづらいし(笑)、なかなかとっつきにくい言葉だなと思います。ですが、観点に言うならば「違いを活かし合う」ということなので、社会にとってとても大切な考え方だと思っています。これをいかに社会に、生活の中に、自分ごととして浸透させられるかがとても大事だと考えました。

そこでひらめいたのが、「D&IはU&I」という「ダイバーシティ&インクルージョンはわたしとあなたのこと」という考え方です。これはまさに寝起きになんかぼーっと考えてたら降ってきた感じでした(笑)。

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自分と関係ないと思いがちな「ダイバーシティ&インクルージョン」という言葉。関係ないと思われたら最後、ぜんぜん興味を持ってもらえません。多様性を他人事と捉えられてしまったら、いつまでたっても多様な価値観を認め合える社会は実現に近づきません。この社会に住む一人ひとりが「自分事」に「わたしとあなたのこと」としてダイバーシティ&インクルージョンをとらえていく必要があります。大きな話じゃなく、あなたの目の前にいる人との関係性の話だってことです。

コモンビートは、社会にあるさまざまなカテゴリーも大切にしつつ、「ひとりひとりが違う」ということを伝えていきたい。その前提を意識の中に置けると、周りの違いを受け止めやすくなる。そして、自分の中の違いも受け止められるようになると考えています。それが、コモンビートのダイバーシティ&インクルージョンという言葉に対するスタンスです。


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安達亮
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