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エモとノスタルジーの島、似島

久しぶりに似島に渡りました。
そしたらとてもエモい島民とノスタルジーな風景に出迎えられ、改めてこの島の素晴らしさを痛感したので無精ながら筆(PC?)をとり、その魅力をお伝えしたく記事を作成します。

ちなみにこの記事には一切、事業に関することは載っていないので悪しからず。

10月某日、パレットアワード2019の最終プレゼン大会の資料づくりのために、牡蠣筏の知見を得に似島に渡ることにしました。事前に牡蠣の養殖業者の方にアポイントメントを取り、当日を迎えました。

生憎の天気でしたが久しぶりの似島。
ワクワクしながらフェリーに乗り込みます。こいつと共に、、、

知人に譲っていただいたパレット。見た目以上に重い。。。

フェリーに乗ったら似島の紹介専用パネルがあって進化を感じました!
久しぶりの僕にも懐かしむように船員さんが話しかけてくれます。

『今日はどうしたんな?』
『だいぶ肥えたのぉ(爆笑)』
『何年ぶりやの?元気しとったんか?』

10年近く通っていなかったのに覚えていてくれて、話しかけてくれるありがたさといったら、言葉にならない。←語彙力

ただただエモい。←だから語彙力

広島港から約20分、船内アナウンスなんて流れてたかな?

アナウンスに促されて甲板に降りてパレットを見つめる。
これ持って山を越えるの?マジか、、、イケるの?
いやいやいやいや、ムリでしょう。

何度も言う、5歳の娘より重い。
このパレットを抱えて似島に上陸。
見覚えのないお店や幟旗、でも変わらない街並みに出迎えられ、空白の時間を埋めるように学生時代に通った記憶が蘇る。

過去にはなかった幟旗や、

似島のアンテナショップや、

ノスタルジーなメイン通り、

ノスタルジーやエモいって今すごく流行ってるけど似島は本当にノスタルジーな時間とエモい島民で出来ています。

パレットを持って歩いてたら商店のご主人が声をかけてくださいました。

『そがぁなデカいもん持ってどこいくんね?』
『ほいじゃぁ、そこまで運んであげるけぇ、乗りんちゃい!』

とバリバリの広島弁で声を掛けてくださり、現地まで連れて行ってくださいました。お礼をして一緒に写真を撮ったのですがSNSには載せないで欲しいとの希望なので名前と写真は割愛させていただきます。

思いがけず人の暖かさに触れ、なんとか牡蠣養殖業者の堀口海産さんにたどり着くことができました。本当にありがとうございます。

広島県認定ブランド広島の牡蠣 堀口海産の前につき、約束の時間。
休日にもかかわらず、わざわざ社長さん自らお話を聞かせていただくことができました。

・牡蠣養殖の現状

・海洋廃棄物削減に向けた取り組み

・牡蠣の養殖サイクル

・パレットで井桁を組む際のアイデアなど、、、

1時間ほど貴重なお時間を拝借して、様々な知見を得ることでパレットアワードへ向けての資料作成の多くの学びとヒントを得ることができました。

牡蠣筏の相談に快く協力していただいた堀口海産さん、本当にありがとうございます!自分一人では限界があることも多くの方の知見と協力をいただくとここまですすめることが出来ています。重ね重ねではありますが感謝の言葉しか出ません。

牡蠣筏やそれらを構成するパーツなど自由に撮影しても良いと言う事で色々と撮影させていただきました。

最近問題になっているプラスチックパイプ

破棄された牡蠣筏

端に乗っても強度は抜群

牡蠣筏から垂らして牡蠣の幼生を棲みつかせる

番線の長さは約10m

牡蠣筏につけるフロート

パレットで代用した場合の欠点は見えたけど少し工夫すれば改善出来そう!

その後、ボランティアで学生時代に休みのほとんどを過ごした似島臨海少年自然の家に行きました。

相変わらずのところと少し変わったところ、それぞれでしたね。

昔の職員さんの娘さんの作品

釣具が借りられるサービスあり

体育館でキャンプファイヤーができる唯一の設備

なんのピンバッジなんだろう?
職員さんもほとんどわからず時代の流れをかんじたよ。。。

ただ、この絵本は未だに残っていて嬉しかったわw
あの頃の仲間たちはみんな元気なんだろうか🤔

あつまれにのしまというキャンプの中で参加者が作った絵本①

あつまれにのしまというキャンプの中で参加者が作った絵本②
帰りのフェリーまでもう少し時間があったので島民の方とお話をしてました。
数年前の土砂災害で似島も被災したようで、今でに土嚢が積んであったり工事をしている風景が見受けられるのですが山の中腹にある墓地が

・土砂崩れで流れてしまった事
・砂防ダムの工事が進められている事
・島に5Gのインフラを整えるために電柱工事がある事
・被災したときに多くのボランティアが駆けつけてくれた事

様々なことを教えてくれました。僕も心配はしていたのですが忙しさにかまけて、かけがえのない体験をくれた似島に恩返しも出来ず情けなさとこれからどう貢献できるのかを考えさせられました。

小富士の入り口
いよいよ似島から帰る時間。
名残惜しい、名残惜しい、、、

学生の頃に毎日のように通っていた場所で、あの当時も良いところだとは思っていたけど、改めて本当に良いところです!

ちなみに今日は似島学園の運動会だったようで帰りのフェリーは大賑わいでした!

僕は本当につくづく運が良い。人に恵まれていると感じる一日でした。

また行きたい。てか、住みたい。
いや、沼田も住みよいから、どっちかを選ぶのは難しいな。

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