性病note② 【梅毒】 感染対策や病院選び
性病noteシリーズ第二弾は梅毒についてです
第一弾はこちら
最近では鬼滅の刃遊郭編でも上限の陸である堕姫(だき)の母親が梅毒という病気で亡くなったということで話題にもなりました。
ちなみに梅毒の病名は症状にみられる赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来します。気になる人はググってね
みなさんの周囲でも「クラミジアや淋病にかかった」というお話は聞くと思いますが、「梅毒にかかった」という話はあまり聞かないんじゃないかな
ただ事実として梅毒は増加傾向にある。
以下は東京都の感染状況推移を表したグラフ。
これだけ増加し続けているにも関わらず、その認知さゆえ、「どうせ自分にはかからない」「自分だけは大丈夫」「かかっても治るから兵器」そう思っている方も少なくはない。
本noteをご覧頂いている方は、既に十分気をつけてくれて、今更言うまでもないかもしれませんが、梅毒は本当に恐ろしい病気です。
今回は改めて梅毒の恐ろしさを知っていただき、予防するためにこのnoteを書きます。
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それでは本題に入ります。
梅毒ってなに?
梅毒とは他人の粘膜や皮膚と直接接触することなどによってうつる感染症のこと。梅毒トレポネーマという病原菌が体内に侵入することによって発症する
どんな症状が出る?
梅毒にはステージがあり、それぞれのステージに置いて症状が異なります
梅毒ステージ
第1期→第2期→第3期→第4期
それぞれ詳細に解説すると以下。
第1期 感染後約1ヶ月
・一部にしこりやできもの
粘膜や皮膚から感染した場所(口元、陰部、肛門等)に赤いできものやしこりができます。ぶっちゃけ見栄えはよくないです。この時点で病院いけ
皮膚科でもいいけど不特定多数といたしてたらまず泌尿器科または性病検査をやってる医療機関ならどこでもいい
僕がお世話になっているのは予防会、すこし高いけど早い、匿名性高い、アクセス抜群ほんま最強。各地にある
「病院行くのめんどいよぉえ〜んえ〜ん」
「地方だから遠いよえ〜んえ〜ん」なんていう人も安心してくれ
郵送キットに力入れててもうめっちゃ楽だから
荒れてる場所があれば梅毒疑うレベルでもいい
一度はネットなどでみたことがあるかもしれません、かゆみや痛みが無いことも多く自然に治癒することから放置して悪化させてしまう原因にもなっています。
第2期 感染後約3ヶ月〜
・全身に赤い発疹
第1期の時点で検査や治療をしなかった場合、病原菌は感染した場所から血液によって全身に運ばれます。このよかれと思った血液の働きによって病気が拡散されてしまう。赤血球も楽じゃねえ。
見た目はじんましんみたいなポツポツみたいなのが現れる。
この時点でも結構グロい、病院いけ。
梅毒もエイズも癌も早けりゃ早いほど早期的完治の見込みがある。
やっかいなのが第2期の症状も痛みやかゆみがないことが多い
「痛くないし痒くないから大丈夫でしょ」そういって病院に行かない人が次のステージで命の危険にさらされる。
第3期 3〜10年以上
第3期に入ってくると外見だけではなく梅毒は体内まで蝕んでくる
具体的には骨や筋肉・内蔵にしこり(ゴム腫)ができて周辺の細胞を破壊していく。もうこの辺から死ぬ可能性も余裕で出てくる、、
外への侵攻が十分に進んだ為、いよいよ中から攻められてくる。
かなりやばいけどまだ間に合う可能性がある、病院へいけ。
なにが怖いかって潜伏期間の幅が長すぎるところ。
逆に何が救いかって潜伏期間だろうが検査さえすれば梅毒に対し治療ができるところ。ほんと今の時代に生まれてきてよかった。
おすすめの検査機関
全国的に見ていただいていると思うので郵送検査中心で紹介します。
・予防会(検査キットもある)
・GME医学検査研究所
・保健所
全国の保健所でエイズや梅毒などの検査は無料で受けられます。
最寄りの保健所名+性病検査などで検索してみてください
またあからさまな症状がある場合は泌尿器科や性病科(性感染症内科)をおすすめする。恥ずかしさと周りへの迷惑やこれからセックスできなくなる可能性を考えたら病院行くことが最優先。これは勇気を持っていってほしい。
大丈夫、先生は死ぬほど性器みてるだろうから
感染対策
梅毒の細菌「梅毒トレポネーマ」がうつらないようにするためには、皮膚や粘膜との接触をできるだけ避けることがベスト
・性行為をしない
○この界隈にいると難しい。。下記を徹底
・ゴムをする
○できれば前戯の際も
・アナルセックスはしない
○オーラルもできるだけ避ける
・肌や粘膜(性器)荒れ予防
○肌・粘膜を強くしウイルス侵入を防ぐ
○性器専用保湿剤もあるから乾燥する人は是非
・痔にならないよう防ぐ(食物繊維・ヨーグルト)
○直腸は傷つきやすく出血しやすいから危険
○直腸=膣と異なり粘膜が薄く傷つきやすい
=吸収力が強い為ウイルスも吸収してしまう
・口内射精をしない
○口内炎など口内があれてるときは特に
・生理時は性行為をしない
○血液には多くのウイルスを含む為
・性行為の前後はシャワーでよく洗う
○手軽にできる最大の予防
性病予防にもつながります。
(粘膜をボディーソープで洗いすぎるとしみて逆にNG)
梅毒についての説明はこれで終わりです。
まだまだこのnoteだけでは不完全なので、ここまで読んでいただいた方も定期的に性感染症について調べることは忘れないでください。
これからも稚拙ながら性病の知識について発信してまいります。
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