見出し画像

9月8日 日曜 名作三昧の一日

朝の天気は晴れ。さすがに9月にもなると、朝5時台は薄暗さが残るようになった。
朝食はいつものアスパラガストマトサラダ&レンチンゆでたまごのほか、新しく買ってみたカルビーのマイグラのプロテイン増量タイプを試す。売れ筋のフルグラは糖質の含有量がかなり高く、最近の低糖質志向には合わなくなってきているようだ。味は甘からず、煎り大豆がどっさり入っており、日清シスコのグラゴロをかなり意識している様子がうかがえる。シリアル市場の熱い展開はまた興味深い。
日曜朝のアニメ&特撮ウォッチ、「わんだふるぷりきゅあ」には前作「ひろがるスカイプリキュア」の面々が登場。さらに、「魔法つかいプリキュア!」の面々もちらっと顔見世。今週末公開の映画の前フリだろう。「仮面ライダーガヴ」は第2話。脚本はプリキュアシリーズでも知られる香村純子か。仮面ライダーにしては妙にポップで昭和勢にはついていくのが大変だが、ストーリーはわかりやすく味方敵ともキャラ立ちも良い。今年は割と楽しめそうだ(ガッチャードがダメとは一言もいてない)。「爆上戦隊ブンブンジャー」はネオンサインの怪人?が登場。頭にカニが乗ってたりカラダに某お菓子メーカーのネオンサインが見えたりと、やたらと大阪感が強い。戦隊モノはおもろい怪人を出したのが勝ちなので全然OKだ。
並行してルーティンをこなしつつ、台所周りの掃除など。ついでに裏のまいばすけっとでお茶など飲み物を買ってくる。
昼飯は袋麺のサッポロ一番ソース焼きそば。豚こまともやしを炒めてトッピング。
飯を食いながら、「独眼竜政宗」の再放送。政宗小田原参陣の回。すったもんだしてやっと米沢を発った政宗は日本海側ルートから大回りして小田原に到達。ナレーションは謎の行動と言っていたが、たぶん北条の領地を避けた結果に過ぎなかろう。まるで東京を避けて大回り乗り鉄を楽しむ青春18切符ユーザーのような動き方に思わず笑ってしまった。そして、前田利家や浅野長政ら秀吉配下の歴々の詰問をクリアし、徳川家康とも対面。演じるはもちろん津川雅彦。家康といえば津川雅彦と言われるようになるのは「葵徳川三代」に起因するところが大きいが、「政宗」の津川家康のほうが妙なリアルさが感じられて面白い。そして、勝新太郎演じる秀吉と渡辺謙演じる政宗との初対面シーン。このシーンを撮るまで勝新、ナベケン、ともに一度も顔を合わせるのを避けてきたという話は語り草だ。改めて見ると、とりわけナベケンの緊張した表情がしっかり画面越しに伝わってきた。この続きの来週が待ち遠しい。
「光る君へ」の話は後回しにして、午後は埼玉会館近くのベローチェできのうからの原稿執筆の続き。
3時過ぎ、店を出るとポツポツと雨が。通り雨と判断して時間稼ぎがてらコルソで買い物。ところがこの判断は思い切り裏目った。建物から出たときはもうすぐ止みそうな感じだったが、家に向かって歩いているうちに雨脚はどんどん強くなり、家につく頃にはほぼ土砂降り。ずぶ濡れとまではならなかったがかなり濡れた。
帰宅してしばらく一服。もう相撲が始まってたか。夕食前にBS4Kで「光る君へ」を見る(きょう2回目)。冒頭、興福寺の僧侶どもによる強訴の話。平安時代が平穏だったなどと寝ぼけた常識を一掃するに十分なエピソードをズドンと入れてくるこのドラマ、いい覚悟してると思う。サブタイトル「目覚め」とは、一義に中宮彰子のほのかな変化を指しているはずだが、風雲急を告げる、新たな時代への胎動も重ねているのだろう。それにしても、彰子の愛想がみるみるうちに変化していく様子は微笑ましい。あと、まひろ様、あんた軍師やろ。曲水の宴の際、にわか雨に降られた描写は、かつて道長らが開いた打毬の会の状況を思い起こさせる。そして、道長から送られた扇を眺めながら少女の頃の自分を思い起こすシーン、この演出も見事。さらに、第1話のこのシーン、源氏物語のオマージュかと多くの視聴者が捉えた見方を反転させるように文字に落として物語化していく。大石先生、最初からこれを考えてシナリオを書いていたのでではないだろうか。まさに現代の紫式部?とは褒め過ぎだろうか。
ということで、朝から夜まで名作三昧の日曜。さらにこのあと「坂の上の雲」の再放送と「しかのこのこのここしたんたん」もひかえているのだが、その話は明日余裕があれば書こう。

いいなと思ったら応援しよう!