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9月15日 日曜 夏の終わりのカーニバル


朝から晴天。昨晩から風が強かったが、生暖かい南風でかえってかなり暑い熱帯夜となった。
朝食はトーストと茹でたアスパラガス、レンチンゆでたまご。きょうからトマトはしばしカット。代わりに朝食前のトマトジュースに加えてもう1杯昼か夜に飲むことにする。実は栄養吸収の観点からはトマトはジュースから接種したほうが効率的だと聞いたことがある。
朝食の後はニチアサアニメと特撮の時間。「わんだふるぷりきゅあ」は映画公開直後とあって、OP、EDとも映画の一部がバックに流れる。さらに、番組の最後に流れた映画の宣伝映像に、悟くんの飼ってるウサギの大福がしゃべるシーンが!声の主は中村悠一。数日前から情報解禁されていたのでめちゃくちゃ驚いたというほどではなかったが、ずっと一切声を出していなかったウサギがいきなり喋りだすのは衝撃的ではある。しかも、ちょっと渋めのイケボ。そういえば「特命戦隊ゴーバスターズ」のバディロイド・ウサタの声も彼だった。ウサギに縁があるのだろうか。
午前中は基本的に在宅。飲料水が切れたのでまいばすけっとへ買いに出ただけ。ゲーム、筋トレはいつもどおりに。
11時半、ちょっと早いが昼飯。ストックしておいたカップ焼きそばUFO(大盛り)にレンチンゆでたまごをトッピング。さらにトマトジュースを1杯。
食べながら、「独眼竜政宗」の再放送を見る。先週、小田原に参陣した政宗がいよいよ秀吉と対面するシーンから。政宗役の渡辺謙と秀吉役の勝新太郎、それぞれ時代を代表する名優同士による文字通りの真剣勝負は緊迫感が段違いだ。それにしても、勝新の硬軟巧みに使い分ける芝居ぶりは、このドラマを経て名優へとステップアップすることになる渡辺謙を1枚上回る。このワンシーンなくしてその後のケン・ワタナベの名声を語ることはできまい。こういう歴史的瞬間が大河ドラマ60年の間にはいくつか点在する。それを家にいながらにして味わってきた我々は果報者である。
そんな大河の歴史に新たな1ページを刻まれることを期待したい「光る君へ」も、見応え充分。にかるんだ山道や絶壁を進む道長ら一行の金峰詣。これ、おそらくほとんどのシーンがスタジオセットでの撮影のはず。「政宗」から38年、放送技術の進歩は凄まじいものがある。これらを目のあたりにできるこの時代の我々もまた果報者だ。それにしても、手に手を取って崖を上っていくあのシーン、思わず「ファイトー!いっぱーつ!」と言いたくなったのは多くの視聴者の総意であろう。そして、今週のクライマックスは中宮彰子の自己開花だ。的確な言葉で健気な中宮を導く藤式部、それを純粋な気持ちで受け止め、一転の曇りなく帝に気持ちをぶつける彰子。こんな純愛ドラマ、久しく見ていない。言いたいことはほかにもたくさんあるが、ここは素直に彰子の感情を見事に表現した見上愛の芝居に拍手を送りたい。これも、大河の歴史的瞬間として刻まれるだろう。
さて、ドラマを見終えてすぐに外出。上野東京ラインから上野で銀座線に乗り越えて田原町で下車。浅草の夏の終わりを彩るサンバカーニバルはもう始まっていた。いつも通りに浅草中央道理の一角・浅草スタンドへ赴き、ビールをまず1杯。見せ前から賑やかなパレードを眺め、夏の終わりを愉しむ。かつては8月末に開かれていたサンバカーニバルだったが、コロナ禍を経て、9月中旬へと移行した。最近の夏は長すぎるので懸命な判断だ。4時過ぎまでまつりを満喫し、電車が混み合わないうちに浅草を撤収。
5時半、浦和に帰宅。「光る君へ」を再度見て、夕食はレトルトカレー(LEEの20倍)とアスパラガスのオリーブオイル炒め。
夕食後は3回目の「光る君へ」視聴。。外はいつの間にか激しい雨音が響く。明日は祝日だが天気はよくなさそう。こちらは淡々と仕事を進めるだけだ。

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