11月21日 木曜 勝浦の海は青かった。
雨が止みそうでやまない朝。外出する都合でいつもよりだけ5分早く起床。
朝食はオートミールチーズリゾット、ブロッコリートマトサラダ、トマトジュース、レンチンゆでたまご。
朝ドラを早々に見終えて、8時20分に家を出る。
きょうは千葉・勝浦での丸一日取材のスケジュール。まず、浦和駅から東北線に乗って大宮のひとつ先の土呂へ。駅前でカメラマンのIさんと待ち合わせて、車に乗る。とりあえず目指すは編集担当のKさんと落ち合うため東京湾アクアラインの海ほたる。10時半には着けるかなと想定していたようだが、それは板橋から先の首都高速の地獄をなめ過ぎというもの。途中3箇所ほどのノロノロ区間をくぐり抜けて、海ほたるに着いたのは想定より1時間遅れの11時30分。まあこんなものだろう。Kさんと合流して、東京湾を横断。
木更津を通過して房総半島中部を貫き、勝浦市内に入ったのは12時半前。せっかくの勝浦なのでと、昼食は勝浦駅に近い飯屋で名物・勝浦タンタンメンを食べる。ここにたどり着くまで大多喜街道沿道には飯屋と名の付くことごとくに「タンタンメン」の表記が掲げられていたが、そのうち半分は休業中。曜日のせいだろうか、それとも・・・。それはともかく、なんとなく選んで入った店のタンタンメン、それほど辛くないと聞いて躊躇なく激辛を選ぶ。超激辛、それ以上というのもあったが初見で無謀は良くない。で、程なく出てきたタンタンメンはIさんが頼んだ普通のタンタンメンよりちょっと赤みが濃くドクドク気味。一口目、ガツンと来た。チュルッといって、じわりと汗が滲んできた。誰だ?大して辛くないと言ったのは。めちゃめちゃ辛いやないかい(歓喜)!ただ辛いだけではなく、くたくたになるまで煮込まれた大量の玉ねぎが雑妙な甘さを醸し出し、ただの激辛ラーメンとは一味違う色気を加えてくれている。これは大当たりだ。今度一人で(今度は電車で)また来よう。
30分ほどで食べ終えて、再び車に乗り込み、海岸沿いを南東へ20分ほど走り、本日の目的地・かつうら海中公園に到着。南房総国定公園の一角にあるここは、1974年にオープンだからちょうど今年で半世紀。沖合60メートルの位置に突き出るように立つ海中展望塔が最大の見所。丁度「グレートマジンガー」の科学要塞研究所の佇まいを彷彿とさせる。「グレートマジンガー」もちょうど同じ1974年放送開始だから、面白いように呼応している。
なお、海ほたるを出たときはまだ結構雨降りだったのだが、勝浦は別世界のような青空。公園を案内してくれた係の人によると朝からいい天気だったという。勝浦といえば、これまで最高気温が猛暑日基準の35度を超えたことがないことが話題になったことがあったが、ところ変わればこれほど天気に違いが出るとは驚きだった。とはいえ、35度にはならないにしろ、暑いときは暑いと、案内の人は言っていた。そりゃそうだな。
2時間ほど取材をして(詳細は1月発売の頃に触れようね)、3時に現地を離れる。同じ道をそのまま戻り、途中、大多喜街道の道の駅に立ち寄りおみやげっぽいものを購入。さらに海ほたるでKさんと別れて、Iさんの車で大渋滞覚悟で都心の首都高を突き進む。途中、羽田空港を過ぎたあたりで1時間超の大渋滞に引っかかり、山手トンネル内でちょっと渋滞、さらに板橋本町手前でも渋滞と渋滞まつりを満喫して、さいたま新都心駅に到着。Iさんと別れて、京浜東北線で浦和に戻ったのは9時ちょい前。丸々12時間の旅となった。
帰宅して、遅い夕飯はコンビニで買ったマカロニグラタンとタコとブロッコリーのサラダ。
取材は楽しかったが、渋滞でほとんどの体力を持っていかれくたくた。サクッと寝る。