7月14日 日曜 土曜の和ものアニメよき
雨模様の朝。前夜は1時前までアニメを見て少々夜ふかし気味だが、意外と熟睡できた。蒸し暑さが和らいだせいだろう。
今期の土曜深夜のアニメは「天穂のサクナヒメ」「逃げ上手の若君」なぜか和モノな作品が並ぶが、いずれも作画のクオリティが高く幸せな時間を過ごせる。中でも「逃げ上手の〜」は、南北朝時代好きの歴史マニアとしては黙っていられない題材(とはいえ原作漫画はほとんど読んでないが)。鎌倉炎上&北条一族滅亡(仮)を描いた第1話でも片鱗が見えたが、泣き笑いのスイッチングが呆れるほどに容赦なく、漫画として大ヒットした理由が短時間で伝わってきた。今後の展開に備えて、我が家にアーカイブしてある大河ドラマ「太平記」のDVDの後半分を見返しておく必要がありそうだ。あと、「負けヒロインが多すぎる」はまだ1話で掴みどころが難しく、多くを語るのはあとにしたい。
そんな一夜明けの朝食はきのうに続きライ麦パンのトーストとブロッコリートマトサラダ、レンチンゆでたまご。
テレビを付けるとドナルド・トランプ暗殺未遂事件で大騒ぎ状態。明日の東京市場は海の日で休場だが、マーケットは日米ともどうこれを織り込むのか、皆目見当がつかない。普通に考えれば有事のドル買いだが、トランプ当選確実を想定すれば逆もある。
そんな喧騒をあとに、いつも通りのニチアサアニメ&特撮タイム。これも仕事に一環だからね。
「爆上戦隊ブンブンジャー」は今回もギャグ要素多め。お椀の怪人が現れ(もうこの時点で普通じゃない)、ブンピンクがお椀の中に閉じ込められてしまい、他の仲間がお椀の蓋を開けようとするが外と中との気圧の関係で蓋がひっついて取れない。こういう時はお椀の両横をギュッと強めに握ると空気穴が出来てパコッと開くぞと心のなかでツッコんでみたら、本当にそれを実行していて、飲んでたお茶をマジで吹きそうになった。もうブンブンジャーは余計なことしないでずっとこのノリを最終回まで言ってほしいと真面目に思う。
いつものルーティンをこなして、午前中はずっと家に引きこもり。ゲームや動画を見て過ごし、11時半からは「独眼竜政宗」の再放送。政宗の側室、猫御前が初登場。演じるは秋吉久美子(当時32)。硬派な女が多い同作では珍しく引っ掻き回し方のムードメーカーだ。その猫御膳の父・飯坂宗康役の東八郎も懐かしい顔だ。
昼食はナッシュの鶏の胡椒炒めとオートミールTKG。食べながら、「光る君へ」の先行放送。都知事選を挟んで2週間ぶりの放送だ。主題は道長の娘・彰子の入内とまひろの出産。まひろの産んだ子種は実は道長というめんどくさい設定をわざわざ持ってくる大石静先生悪い人や。それを承知でまほろの出産を後押しする夫・藤原宣孝の度量の良さを見せつけるの、本当に抜け目得ない脚本だと感心する。彰子入内の祝いに公卿連中の歌を集めた屏風を作った道長に、「公卿が歌など」と偉ぶった藤原実資の後悔しきりな仕草が笑いを誘う。さすがロバート秋山だ。オウムとのコンビネーションもますます冴える実資(今週のオウムは山村響)。それにしても、安倍晴明は何者なんだ?
午後は雨のやみ間を狙って外出。駅前のパルコ地下のタリーズで雑務と読書。上階に上がって、紀伊國屋で本を一冊、ニトリで洗濯用のハンガーを買って帰宅。
一旦荷をおろして、再度外出。ヨーカドーで食料品の買い出しをしてすぐ戻る。
夕食は豆腐えのきひき肉丼とポテトサラダ。
食後はテレビ三昧で過ごす。