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7月27日 土曜 裏道の隙間から愛でる隅田川花火、楽しからずや

朝(というか夜中の)2時半からのパリ五輪の開会式、視聴予約をしておいたテレビが自動でついたので、半分寝たままメガネをせずに見入る。
選手団の入場(というか船による登場?)は斬新な方法だと感心したが、合間合間に妙な演出が挟み込まれるのはどうも落ち着かない。いつも通り、ギリシャを先頭に登場した各国選手団、順番はフランス語でのアルファベット順なのでドイツ=アルマーニュが割と早く出てきたり、いつもと違うのは新鮮でいい。とはいえCの頭文字て登場した韓国を北朝鮮と呼んでしまった運営当局はこのあと同説明するのかは気になった。アジア軽視で住む問題ではなかろう。日本の登場は99番目とのことでゆるりと構えていたが、ふと寝入ってしまい、気がついたときにはカザフスタンの番になっていた。それでバツが悪くなってテレビを一旦切ろうとしたのだが、結局最後の聖火点灯まで付き合ってしまいった。お陰で寝不足での起床となってしまったが、起きる時間自体は不思議といつもと変わらぬ7時半に。こういう習慣は簡単に変えられないのが人間の性だ。
そのまま起きて、朝食はいつものようにフルグラとブロッコリートマトサラダ、レンチンゆでたまご。
今日は土曜だし、そのままもう一度寝てもいいはずなのだが、結局いつものルーティンをこなし、ゲームなどに興じて午前中を過ごす。実際、何故かこの時間眠くはなかったのだが。
正午過ぎ、昼食。冷蔵庫に残っていた野菜とまいばすけっとで買ってきた肉を炒めてインスタント焼きそば。
「光る君へ」の再放送を見て、2時過ぎに外出。浅草で隅田川花火大会を見るため、電車で上野へ移動。まだ時間は十分あるので、銀座線の改札を通った中にあるサンマルクカフェでコーヒーを飲んで時間つぶし。ここで一気に寝不足の反動が襲ってきたので昼寝。しかし、妙に落ち着かず30分も寝られない。それでも4時過ぎまで粘って、そのまま銀座線で田原町まで移動。上野駅のホームでは早くもロープを張っての乗客整理が始まっていた。
激混みの銀座線を田原町で降りて、いつも混んでない稲荷町よりの改札を通って地上に出る。5年前まで住んでいたこの一帯は勝手知ったるエリアだが、懐かしい飲み屋などいくつかの土地が更地になったり建築中になったりと慌ただしい。とりあえず、六区から奥山お参り道を通って浅草寺を参詣。どこも外人客が多いが、きょうが花火大会であることを理解している客はそう多くはなかろう。
あっちこっちを徘徊して、5時になったのでいつもの浅草スタンドへ。浅草最強の拠り所だ。いつものなじみ客等と談笑を交わしながら、オリンピック中継のバレーボール男子、日本対ドイツを見る。今回の男子バレーはミュンヘン大会以来のメダルが期待されるとか。ところが思わぬ苦戦を強いられ、第1戦から黒星。下馬評なんてそんなものだろう。花火大会の開始が迫る中、一旦浅草スタンドを離れる。この店からだと花火は全く見れず、今回は7時から8時半まで店を閉めることにしたのだ。開けていればそれなりに客は来るのだろうが、そこはあえて休憩。これに従って、スタンドを離れて車両規制中の雷門通りをわたって第2の拠り所、鳥椿へ移動し、ずっと飲んでいたキンちゃんと合流。五輪開会式をサカナにバカバカしい話で盛り上がりながら(ウズベキスタンってファミマだよね、的な)、店先から見える第二会場の花火を楽しむ。自称浅草通の我々にはこういうので十分なのだ。
8時半過ぎ、花火大会は大団円。再びスタンドへ戻り、もう一杯。外国人の女性客が頻繁に訪れるなど華やぐ。一通り楽しんで、9時半に撤収。混雑を避けて超穴場のつくばエクスプレス浅草駅から秋葉原へ迂回し、京浜東北線で浦和へ帰投。気がついたらろくに食べてなかったので、おにぎりを1つとお茶を買って帰宅。
深夜アニメを抑えつつ、めちゃくちゃ眠いのでさっさと寝る。

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