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【プロが教える】家賃を1000円下げる交渉術

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〜12月19日 22:30

こんにちは。
私は、宅地建物取引士であり、不動産賃貸営業の実務経験をあります。しかし、仕事のことをnoteに書いてこなかったので、たまには書いてみようと思います。

宅地建物取引士証

タイトルは「家賃を1000円下げる交渉術」です。お部屋を借りる時(賃貸契約時)に、このようにすれば1000円くらいは家賃を下げれるかもよというポイントを3つ紹介します。

ちなみに①は事前準備、②・③は案内当日にすることです。

①管理会社に案内してもらえ

一つ目のポイントは、「管理会社に案内してもらえ」です。いきなり専門用語が出てきたよ…。と思われた方も多いかと思いますので、賃貸募集の構造を先ずは説明します。

賃貸は主に貸す人(オーナー・大家さん)と借りる人が存在します。その間に入って、入居者募集や契約業務・入居後対応などを担当するのが管理会社になります。この管理会社は、1つの物件に、1社のみです。

ここでややこしいのが、管理会社と管理会社ではない会社の両方が部屋の募集・契約をできるという点です。基本的に賃貸物件の情報は、不動産会社で共有されているので、1つの部屋をどの不動産会社でも紹介できるのです。

つまり、不動産賃貸会社には2種類あるということです。

・オーナーとやり取りをしている会社=管理会社
・オーナーとやり取りはしていない会社=管理ではない会社

上記のどちらでも、部屋の募集・案内・契約ができるのです。

では、オーナーとやり取りをしていない会社がどのように部屋の情報を広告に出して、案内・契約までしているのでしょうか。それは、管理会社が部屋の情報を管理ではない会社に伝えているからです。

賃貸募集の流れ

分かりやすく図にしてみました。オーナーと直接、連絡を取っているのは管理会社のみです。しかし、情報は全ての不動産会社で共有されているのです。

では、ここで、どの会社で契約をする方が家賃交渉がしやすいかを考えてみてください。

オーナーと直接やり取りをしている会社で、契約をする方が良いですよね。

管理会社で契約した場合

管理会社で契約をする場合は、上記の3者の登場人物(会社)となります。

管理ではない会社で契約をした場合

管理ではない会社で契約をした場合は4者の登場人物(会社)となってしまいます。

交渉をするときにどちらがスピード感があって、熱意が伝わるか分かりますよね。

直接、管理会社で契約することが、家賃交渉の際には大切なのです。

では、その管理会社ってどうやって見分けるの?という問題が出てきます。管理会社も管理ではない会社も会社名は「ほにゃらら不動産」や「◇◇不動産」という名前で、見分けがつきません。

SUUMOやホームズなどのポータルサイトを見ても、どの募集が管理会社から出ている募集なのか分かりません。正直、プロの私でも、ポータルサイトからは見分けることは難しいです。

しかし、あるものを使用することで、簡単に管理会社を見分けることができます。それは、誰でも使ったことがあるもので、さらに無料のものです。

それは…。

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