STATION IDOL LATCH! 3周年記念10駅同時応援広告
こんにちは、駅員アイドル応援広告企画です。
今回は2024年5月に行った「STATION IDOL LATCH! 3周年記念10駅同時応援広告」について実際の流れやどういう意図で進めていたかなど、私情を交えつつ紹介していきます。
1.時系列
やったことを大枠で時系列にまとめてみました。
その他、記載はしていませんが各駅担当とのコミュニケーションやサポート、自分の担当駅のデータ作成など細かく対応しています。
余談ですがこれをしながらフルタイムで労働し、同時並行で以下のことをしていました。
オンライン同人イベント主催
オンライン同人イベント用の同人誌作成:1冊
5月開催の同人イベント用の同人誌作成:3冊
7月開催の同人イベント用のアンソロジーの企画と告知
ワンドロ企画の運用サポート
友人のフラスタ用パネルイラストの作成
別ジャンルのアンソロジーへ寄稿
浜松町駅の誕生日広告共同主催
田端駅の誕生日広告主催
思ったよりずっとやることが多いですね!
結果、途中で取りまとめに無理がでてきて4月中旬から3周年広告については副主催の方にサポートしていただいています。
基本的に主催業務はたくさんの人に支えられつつ進めています。
2.各駅に担当を立てる
さて、今回の企画では各駅に担当を立てました。
広告枠の申し込みは全て「駅員アイドル応援広告企画」のアカウントで行い、支払いを2パターンにて対応しました。
主催が全額代理支払い
各駅担当が銀行振込にて支払い
全額代理支払いのパターンについては、順次回収していきました。
自己負担分と代理支払いした分を合わせると257,400円でした。
各駅担当にはテンプレートを配布し、共通パート以外を自由にデザインしていただく形にしました。
途中、各駅からのレギュレーションの確認やデザインの相談などに乗りながら進めました。
それぞれの個性が出ていてとても良かったなと思います。
3.企画全体への支援を募る
今回は企画全体に対して支援を募り、集まった金額を各駅担当に割り振って分配する形を取りました。
応援広告企画へ支援者を募るやり方はこちら(準備中!)をご覧ください。
「今回は10駅すべてに名前を掲載する」「3,500円以上の支援で図案をまとめた冊子をお渡しする」ということをリワードとしました。
※冊子は各駅担当の方にもお渡ししています。
※冊子の印刷費用は主催である自分が全額負担しています。
4.周年へのカウントダウンをする
1周年記念応援広告のアカウントを見ていたところ、どうやら周年に向けてのカウントダウンを行っていたようでした。
こういう時は慣例に倣います。
ファンアートだと絵が描ける人しか参加できないので、各駅の写真を募集して、コラージュを作成することにしました。
写真はパッセンジャーのみなさまから提供していただきました。
不足していた駅の分は自分で撮影しに行きました。
5.応援広告を告知する
応援広告の告知は、掲載開始日の15日と20日に行いました。
jeki様にはかなり調整いただきましたが、西日暮里のみ日程が水曜始まりとズレての掲載となりました。
全体感が分かったほうが回りやすいので、このような路線図も用意しました。
公式からは20日に一斉にお知らせが掲載されました。
お知らせはこちらの記事にまとめています。
今回は事前に13種のメディアに連絡をしていましたが、実際に取材まで進み記事を掲載してくださったのは「こまごめ通信」様のみでした。
駒込駅の広告担当の方が取材に応じていて、素敵な記事を書いていただいたのでぜひそちらもご覧ください。
こまゴメスLINEスタンプもどうぞ!
6.お礼品について
お礼品として、3にも記載していますが冊子を準備しました。
内容は各駅で実際に掲載されたポスターの図案と、それぞれ掲載にあたっての思い入れやラフイラストなどをまとめています。
内容はネットへの掲載NGとして、各個人でお楽しみいただく仕様になっています。
7.ポストカードについて
「駅や声優さんに送りたい」という方がいたので、希望を確認し広告の図案を印刷したポストカードを用意しました。
その場で入稿・印刷物の受け取りができる同人工房さんを利用しています。
印刷費用は主催負担としました。
8.企画のねらい
今回の広告企画は、2024年4月27日に開催されたエキメン総選挙が発端です。
ライブ出演者が15名発表されましたが、出演予定のない声優さんへのフラワースタンドを出すことについて検討する中、フラワースタンドではなく駅へ直接3周年記念の応援広告を掲出しようと思い付きました。
自分以外にも声優さんの出演予定のなかった友人、事情があり今年度誕生日広告を掲載する機会がなかった友人などに2月時点で声掛けを行い企画がスタートしました。
同時に複数駅で駅ポスターを掲出するメリットは大まかに以下の点と考えています。
▼パッセンジャーのメリット
周年記念のお祝いごととしてジャンルが盛り上がる
応援広告を見に駅に行くきっかけになる
キャラクターから確定でコメントが出る
駅・声優さん・公式に対してコンテンツへの需要がある旨を伝えられる
ジャンルを知らなかった一般の方への認知度拡大に繋がる
▼駅・公式側のメリット
ユーザーが駅を巡ることで交通費・駅内施設利用で利益が出る
ユーザーが写真をSNSに載せることで、コンテンツの認知度上昇に繋がる
広告費は全額ユーザー負担なので費用対効果が高い
ジャンルを知らなかった一般の方への認知度拡大に繋がる
…という感じです。
どちらも共通でいえることは「ジャンルを知らなかった一般の方への認知度拡大に繋がる」ことかと思います。
だからこそどういったデザインにして、いかに既存ユーザーも楽しみつつ、駅を利用する一般の方へリーチしていくかというようなことは別の記事(準備中!)でご紹介していきます。
以上、3周年記念10駅同時応援広告についての詳細事例でした。
参考までに、今回の企画でかかった広告掲載費用は総額521,400円です。
この他にポスター印刷費、ノベルティ印刷費や送料梱包料諸々かかりまして549,505円でフィニッシュしています。
こうなってくるとちょっとしたプロジェクトの予算規模ですね。