見出し画像

ダイレクト出版「大衆心理と広告技法」実践セミナーに参加してきました(…遅ればせながら)

定価29,800円と、異様な価格の本を購入した特典として、その本の内容を解説するための特典セミナーが開催されたので飛び込み参加してきました。

この本は知る人ぞ知る、セールスライティング界の超大御所「ユージン・M・シュワルツ」が1996年に出版した古典の日本語訳です。

今回、本の権利を持つ人とコンタクト出来たとの事で、日本での出版権をダイレクト出版が購入し、出版にこぎつけられたそうです。

正直、誰がこんな本買うの?

いや、正直ナメてました。。

「こんなマニアックな本を買う人なんてほとんどいないだろ!」と思って記念(お布施的な気持ち?)で買っていたので、セミナー特典が付いていたことすら知りませんでした。

なので、セミナーの案内が来た時には「まあ、どうせだし行ってみるか」という気持ちだったんですが、、

実際に会場で参加した人は250人。オンラインでも400人くらいが参加していたそうなので、かなり売れたんですね。

一体この国は、どれだけ変態が多いんだ…。

まあ、そのくらい価値の分かる人が多かったということですね。

僕はダイレクト出版出身ということもあって、懐かしい顔ぶれにも会えましたし、全く知らないスタッフもめちゃくちゃ増えてましたね。

そして今は、ほとんど新しい社員の方がWEB広告を運用されているとの事で、ダイレクト出版の広告ノウハウと新人教育の強さが伺えます。

肝心のセミナー内容

セミナーは当然、この本を買った人だけに対して開催しているので、本の内容とその補足といった感じでした。

要は、見込み客の意識レベルによって売り方を変えなさいよ、という事なのですが、頭では分かっていながらも、なかなか実践できてなかったなーという気付きがありましたね。

他には、そんな見込み客の意識レベルに応じて、セールスレターでどんな訴求をすれば商品が売れるのか?といった細かいテクニックの紹介などです。

これまでセールスライティングのテクニックを学ばれてきた方でも、新たな気付きになった事は多かったんじゃないでしょうか。

自分は今回のセミナー内容を聞いて、この本に書かれている事はパソコンで言うところの「OS」が書かれているんだなーと感じましたね。

つまり、「OS」があって始めて「アプリ」が機能するということです。人間心理の本質を捉えたうえで、そこでテクニックを用いれば1つ1つが正しく動きはじめると。

いくらテクニック(アプリ)だけを学んでも、それらがうまく機能しないのは、人間心理の本質(OS)を捉えられていないからだ、といったニュアンスの内容が深く刺さりました。

今、個人的に学んでいる別の会社の講座があるんですが、それと非常に近いものを感じましたね。そういった内容が1996年に書かれていたというのだから驚きです。さすが「ユージン・M・シュワルツ」!

ちなみに、セミナーは内容を詰め込みまくっていたこともあって、予定時間を大幅に過ぎても山田さん(講師)が声を枯らして喋りまくっていたのが印象的です。

実際山田さんは、この前日・前々日も別のセミナーをやっていて、体力も限界に近い中、今回のセミナーを行われていたそうです。ありがたいですね。

ダイレクト出版が持つ「売る力」の原石

今やグループ全体を通して100億企業になるダイレクト出版ですが、その成長の背景には、このような「売る」仕組みを用いていたからなのだと実感しました。

やはり一流の仕事をするためには、一流の知識を持ち合わせないといけません。

その知識の片鱗が、この「大衆心理と広告技法」には詰まっていると思います。

なので、自社の商品を多くの人に広めていきたいと感じられている方にとっては、この本に書かれている内容はとても参考になるかと思います。再販された際にはぜひ手に取られてみることをオススメします。


PS.
ちなみに、この「大衆心理と広告技法」の続編となる「実践編」の書籍も開発中とのことで、発売が待ち遠しいです。(かなり先になるそうですが…)


いいなと思ったら応援しよう!