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JO1 THE MOVIE 『未完成』感想 〜初日、ひとりで1回目を見た正直な感想が「想像していたものとは違った」でした。
※まず、この内容は映画公開翌日に自身のふせったーにて公開した内容をnoteにも残そうと思い移植したものです。
ふせったーでは想像以上に多くの方にご覧いただいき沢山の感想いただきまして、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
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ドキュメンタリーといえば情熱大陸とかプロジェクトXとかそんなイメージ。
事前に見ていたインタビューで監督は「喧嘩したり雰囲気が悪い時はもちろんあったが、そういうところを見せるのは違うと思った」というようなことをおっしゃっていたので、まぁあまり気まずいようなシーンは無いだろうことははじめから考えていました。
ただ雑誌に載っているメンバーのインタビューで「あまり見られたくないところもある」「けっこう色んなところを撮られている」という感じのことを言っていたので、「そんなことがあったんだ」という話やシーンがたくさんあるのかなと思っていました。
実際見た時に感じていたのは「ん?けっこう見たことあるシーンや聞いたことある話が多い気がするぞ」でした。
辛そうにしてるところや大変そうなシーンを見てこんなことがあったのね🥲となるような話を求めてなかったからとても良かったという感想はたくさん見たので、元々自分の感覚が違ったのかもしれないんだけど、自分だってお涙ちょうだいなんて求めていません。
でも「えっあの時そうだったの」って発見が思ったより少なかったなって。貪欲なオタクで本当に申し訳ない。
いやもちろん新しい映像も色々あった。あったよ。『コンビニ』とか。(最高すぎたし音源化してくれ)
それで、どうしてだろうって自分なりにこのモヤモヤをずっと考えてたんだけど、これはJO1だけではなくJAMもこの作品の当事者だったからなんだなって考えに至りました。
この未完成という物語は、まさしく「JO1とJAMの2年間の物語」だったんだと。
我々JAMはJO1の結成前から彼らを見てきました。(リアタイでなくとも、見ることができました)
結成してデビューした時の空気も体感しました。動画もあります。
これまでたくさんの媒体で彼らはたくさん本音で話をしてくれてました。(たぶん)
つまりJO1はいつだってその時見せられる全てを我々JAMに常に見せてくれてたんだなと。
そしてJAMはその姿を見て一緒に歩んできたんだなと。
もう彼らがどんな苦労を経てどうやって仲間と打ち解けてどうやってここまできたのか、JAMは元々「だいたい知っている」のです。
(非常におこがましい表現かもしれない)
もちろん、見せてくれているのはあくまで「見せられる比較的綺麗な部分」ではあったと思うんだけど(その話は今はやめとこうという言葉も出ることがあるので笑)、この映画で見せてもいいと判断されたラインと同等のものが既に見せられていたというか。
だから今この105分(だっけ)の中にたくさん新しい情報を入れる必要は無くて、この2年間を一緒に振り返る映画だったのかなと。
自分は大きい勘違いをして見てたかもしれないですね。
「こんなことがあったんだ…」というより「こんなこともあったね」という。
この2年間、色んな地にいながら一緒にここまで歩いてきたJO1とJAMが、それぞれできることをやって、そしてやっと対面で会うまでの物語。
お互いに見たかったものを共有できるまでのお話。
監督が「JAMが彼らを支えてるのはJO1をみてすぐにわかった」「こんなにファンネームを日常的に言ってる人たちの密着は経験上あまりない」(記憶曖昧)ということをおっしゃってくださっているのを見ました。
もちろんJAMにはJO1が不可欠で、またJO1を構成する大きなところをJAMが担っているんだということは映画からもよくわかりました。
純喜は「揃ったダンスとか色々あるんですけど、"JAM"だけは本当に胸張って自慢できる」と言ってくれてました。
景瑚は「JAMは12人目のJO1だと思ってる」と語ってくれました。
エンドロールの12匹の鳥、そして
『Special Thanks すべてのJAMの皆様』
と流れてきたのを見て、そうか、JAMはこの映画に携わった側だったんだなと思いました。
(もちろん実際にご出演されてた方はたくさんいらっしゃるのですが…!)
『すべての』と表記してくれたことが嬉しかったですね。
だから終わった後にここまで考えを整理するまで「なんか思ってたんと違う」とは思ったんですけど、同じくらい「この人たちを推してきてよかった」と思える映画でした。
これは本当に。
JO1をあまり知らない人が見てもこういうグループなんだなということはある程度分かる内容だと私は思います。
なんならちょっとJAMが羨ましくなるんじゃないかな笑
ここから入ってくるJAMが増えるといい。
この映画を見る前、前日は泣いて泣いてしょうがなくなるんじゃないかと心配してました。実際涙を流したのは一部で済んだんですけど、その唯一泣いたシーンはBTBWでライブが始まって、JO1を見て泣くJAMを見た時でした。
みんな頑張った。2年間。
色んな思いがあの場所にはあった。
OTDについては色々思うことがあるんですけどそれはまた別で書くことにします。
JO1 And Me
この意味を改めて感じる映画でした。
そう思わせてくれた監督、JO1、ありがとうございました。本当にオタクはたくさんの幸(サチ)をもらっています。幸だわ。
自分の中でこの結論に至った後に見た舞台挨拶付きの2回目の鑑賞は、よけいなモヤモヤがなくなって1回目より純粋に楽しく見れた気がします。たしかにこういう趣旨の映画だと言っていた気がする。てか「自分達の話として受け止めてくれると考えてるしそうだったら嬉しい」って日本映画naviを今見たら書いてあった。すごいめっちゃメッセージ受け取ってるじゃん笑 それだけ愛のある内容でした。バシバシ感じました!!監督!!
なんか応援していることをひけらかしてごめん!!!!笑
木全のJAM紹介合ってます!!!!(ASMRインタビューの話)
すっごく自惚れたオタクの文章だったと思うから気分害された方いたり解釈違いもあると思うんですけど、私はこういう見方で『未完成』を楽しみました。
最後に欲を言うと「とにかく裏切りたい」という蓮さんの顔が見える場面が見たかった…
追記:副音声聴きにその後行きましたけど、あれが本編だったのではというくらい色々エピソードあってめっちゃ笑いました笑(堪えるの大変だった)