コロナ禍でのひらめき、斬新なアイディアで進化を続ける劇場『池袋西口GEKIBA』
池袋駅より徒歩1分、演劇やお笑いライブが開催され、演者の想いを実現できる空間としてステージを提供する池袋西口GEKIBAの運営責任者、阿部さんに取材をさせていただきました。
インタビュアー:劇場は今回取材させていただく池袋西口GEKIBAともう一つの池袋東口ゲキパがありますが、それぞれの劇場の特徴を教えていただいてもよろしいですか?
阿部:まず、池袋西口GEKIBAの方は演劇に特化した劇場になっております。
ほぼ演劇のみ行なっていますが、たまにお笑いのライブもやっています。
また、池袋東口ゲキパでは音楽に特化した会場で様々な音楽ライブを主に行なっています。
インタビュアー:2つの劇場でいろんなジャンルの方に使われているんですね!阿部さんの知り合いから広がっていったんですか?
阿部:西口GEKIBAは新規のお問い合わせからのご利用が多いです。東口ゲキパは半分が新規、半分がご紹介のご利用になっています。
インタビュアー:元々劇場をやろうと思ったきっかけは何だったんですか?
阿部:私も以前は役者をやっていまして、舞台に立ちながらアルバイトをしていました。30歳になる前に自分がやりたいと思っていた事を形にしたいと思い、舞台に関連する事を自分がするとしたら何かいいか?と考えた結果、色々な人が来てくれる演劇が出来る会場を作りたいと思いました。お陰様でコロナの状況の中、現在も運営の継続は出来ていますが、オープンしてから今現在まで経営難です。
インタビュアー:今後の活動で何か新しい取り組みはありますか?
阿部:コロナウイルスの影響が出るまでは、日々忙しくその日その日をこなしていましたが、コロナウイルスの影響が出始めて、改めて何故劇場をやっているのかと考えるようになりました。GEKIBAもアキュート様が表現者の方を応援するように、会場を利用して下さる方を応援したいと思っています。なかなか勇気がいりますが、新しいイベントの立ち上げ、ライブ撮影、配信もチャレンジしていく予定です。
インタビュアー:他でやらないような面白いイベントが多いですよね。
阿部:男性、女性、性別にはとらわれない表現者の方達に、周りを気にせず表現出来る場を作りたいと考えまして、会場企画で「表現酒場〜男も女も関係ないセクシーパラダイス〜 」というイベントを開催いたしました。女性が男装したり、男性が女装したり、格好だけでなく、パフォーマンスも楽しめる、他の会場ではあまりやられていない事もやっていきたいです。
インタビュアー:最後に伝えたいことはありますか?
阿部:コロナウイルス感染症の影響がないまでは、毎日の運営で精一杯で、新しく人と知り合いたいとか、今までと違う事をやりたいと思う余裕がありませんでした。現在世の中がこうゆう状況になり、このままではいけないと思いました。お店の存続が難しくなり始めたクラウドファンディングで、沢山の方に応援して頂いて、自分自身が変わらないといけないと思いました。金銭面だけでなく、沢山の事をクラウドファンディングで得られたと思っています。応援して下さった方に、あの時応援して良かったと思ってもらえる会場にしたいと思っています。これからも沢山の方々に、是非会場にお越し頂きたいです。
インタビュアー:今後もイベント楽しみにしています!本日はありがとうございました!
表現ライブハウス 池袋西口GEKIBA
「池袋駅」(JR山の手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、地下鉄丸の内線・有楽町線・副都心線)
池袋駅より地下通路 (池袋マルイ側)1a、C3 番出口 徒歩約1分
ホームページ
https://gekiba.gekiba.com/
Twitter
https://twitter.com/GEKIBA