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【カラオケ採点】元60点台の音痴が90点台を取れるようになった方法

まじで音痴な高校時代まで

僕はガチの音痴だった。何なら90点台がカラオケで取れるようになった今でも、自分が音痴だという認識がうっすらある。

親に「部屋からお経が聞こえる」と言われ、友達からは「下手だから一緒にカラオケ連れて行かない」と言われた高校生の時に、何だこの野郎と思って歌の練習をしたことで、努力で歌を上達したという自負はあるが、それでもまだまだだ。音楽の才能というのは結構な割合で遺伝によるものだという研究もある。僕は本当に才能がない。

そんな僕だが、カラオケ採点ではようやく90点を超えるようになってきた。ボイストレーニングに通ったわけではなく、本を読んだりしての独学だが、何をやれば良いのかは割と分かってきた。言語化するのは得意なので、今日は音痴でもカラオケがうまくなる方法について書いてみる。

ただし、学問としての音楽の知識は本当に皆無だし、「カラオケが上手い」のと「歌が上手い」のとは別であることはご留意いただきたい。

歌の上手さとは表現力を指す事が多いが、カラオケが上手いというのは、音程があっているとか、ロングトーンが安定しているだとか、リズムが合っているかとかそういった機械的な判定だ。本当の意味での歌が上手い人は、人に歌詞をメロディに載せて伝える力がある。

まぁ要するに、難しい事は分からないけど、これだけ抑えとけば音痴がある程度カラオケが上手くなったよっていう要点を掻い摘んで解説する。一般人が聞いたことがないような音楽的な専門用語は出てこないので安心してほしい。僕が分からないからだ。

①音を当てようとするな

まず、音痴の人が最も苦手とするのが「音程」だろうと思う。僕もめちゃくちゃ苦手で、どうやったら音程が合うのかが正直ずっと分からずに悩んでいた。

そして、音痴の人が音程を意識するあまり、「音を当てようとする意識」というのが働いてしまう。どういうことかというと、音程バーをみながら、その音程の音を正確に出すために、しっかりと発声しようとする

これが良くない。まじでNG。この癖がある人は、この発声についての認識を改めるだけで劇的に上手くなることを保証する。なぜそう言えるのかというと、まさしく僕がこのような歌い方をしていたからだ。

母音の「あ・い・う・え・お」と発声する際に、日本人はなるべくしっかりはっきり発音しようとする。そうではなく、歌う際にはこれを、ほぼ同じ口の形で同じように「あ・い・う・え・お」って言えるようになってほしい。やってみるとそんなに難しくはない。下顎をほとんど動かさないイメージだ。

ここで、一度何かしらの歌を「ラララ~♪」とずっと「ラ」で歌を歌うというのをやってみてほしい。ラで歌えば口の形が変わらないため、ラで音程が合う人は、既に音感が備わっていると言える。そのため、発声方法を正しくすれば音程が合うようになる。ラで歌っても音程がずれる人は、音が出るアプリ等で音を合わせる練習をする必要がある。

口というのは、口の形を変えてしまうと、発声方法が変化する。発声方法が変化するということは、非常に音を当てる難易度が難しくなると思ってほしい。

このような、下顎をほとんど動かさない、口の形を変えない発声方法ができるようになると、音があまりずれなくなるので、音程で悩んでいる人は一度やってみてほしい。

同じ口の形のまま歌うのは、最初は難しく感じるかもしれない。同じ口の形が声量が出ないよ、って思うかもしれない。安心してほしい、そのために呼吸法や共鳴というものがある。


②息を出さないように歌え

ウィスパーボイスのような吐息まじりの声で表現をする歌唱法はあるが、1曲を通してずっとウィスパーで歌うような人はいないと思う。通常時、歌ってる際には息を前に出さないように歌う必要がある。

具体的には、自分の口の前にティッシュを1枚置いて、その状態で歌ってほしい。正しく歌えていれば、ティッシュはほとんど動かない。間違えた発声をしている人は、ティッシュが歌うたびに動くだろう。

発声とか共鳴とか難しい事を考える前に、ティッシュを動かさないように、口の形を変えないように歌う練習をしてみてほしい。この2つがクリア出来れば、ほとんど歌う土台は出来ていると言える。

③肺の中にある空気をちょっとずつ使うイメージ

胸式呼吸とか、腹式呼吸とか色々あるけれども、イメージとしては吸って肺の中にある空気をちょっとずつ出していくイメージだ。全部なくなる前にどこかで吸わなければならない。まだブレスのポイントが遠いのに、一気に空気を使い切ってしまう人は、おそらく②のティッシュが動いてしまう人だろうと思う。②が出来れば、おのずとこのイメージを持てると思う。

④続・音を当てようとするな

ここまで出来ると、もう歌う土台は出来ているので、次は①で説明した音を当てようとしないのに加えて、音を縦のイメージで当てないようにする。縦のイメージとは、音程バーを当てに行くということなのだが、これをやる意識を持っているとすぐに口の形を変えて歌ってしまう。

音はなるべく滑らかに移動させて、カラオケではしゃくりが出るくらいの音の移動で構わない。音を縦にスパンスパンと当てる意識を持たないように気を付けてほしい。

⑤とは言え、最近の歌は音が飛ぶ

例えば、怪獣の花唄やドライフラワー等、音程バーが低いところから一気に高いところに飛ぶような歌が最近は多い。そういった場合は、縦に当てる必要があるのだが、その前に地声と裏声の行き来をする練習をお勧めする。

地声で「ラー」と発声し、一気に裏声の高さまで音を飛ばす。地声と裏声の切り替えがスムーズに出来るようになると、自分がどの程度の音なら地声~ミックスボイスで歌えて、どこからは裏声が必要なのかが分かってくる。

地声と裏声をいきなり切り替えなければいけなかったりして、音程が上下に飛びまくる歌は難易度が高いと思ってほしい。しかし、そういった難易度の高いポイントというのは、自分の歌唱力を見せるポイントでもあったりするので、最初は滑らかな音程移動の歌から練習して、切り替えが上手くなってきたら、音程が飛ぶ歌にもチャレンジすると良いと思う。

⑥余裕があればやる細かい事

まず、マイクはきちんと自分の声が入る位置に置く。縦に持たないこと。

お尻の穴を締めて歌う。、お尻をしめれば歌う姿勢が勝手に整う。

サビや盛り上がるポイントだからと言って、いきなり声量を上げたり、マイクを近づけて歌わない事。声量も、とにかく滑らかに移動することが大切。いきなり大きな声で歌うとカラオケでは減点される。

身体をクネクネさせないこと。発声が安定しなくなるため、きちんと真っ直ぐ立つか座ってそのまま歌う。

音程バーを見過ぎずに、音に乗ること。音程バーに合わせようとしすぎると、リズムが走ってしまいがちなので、音をちゃんと聞いてリズムを合わせるのが大切。

あとは、点数出すだけなら全国平均が高い点数が出しやすい歌を選ぶのも大切。僕の画像にある愛のかたまりも平均で88点だ。

まとめ

①口の形を変えないように歌う
②息を前に出さないように歌う
③音を滑らかに移動させるように歌う

まずはこの3つを意識して歌うことで、音程が安定するようになる。
ステップアップとして、声量が出ないな、足りないなと思う場合には、Youtubeで「歌 共鳴」なんかで検索して、共鳴させ方を学んでほしい。無理に声量を出そうとすると100%喉を傷めるのでお気を付けを。

以上。

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