【鍼灸師向け】#11 想いを共感すること
TSUKIMORI Salonの月森です。
久しぶりの投稿になってしましたね。
さて、今回は【想いを共感すること】というテーマについて綴っていきます。
想いを共感するということ
先日、患者さんと対話しながら治療を進めていくときに、患者さんの想いがよく分からないということがあったんですね。別の患者さんとの対話では、その方の想いが伝わり涙が出そうになったりも。
私たち鍼灸師は患者さんの要望、ニーズ、願いを聞き取り、叶えられるようにサービスとして提供するお仕事。
だから、自分の鍼灸の腕を試そうと思うことや、鍼灸施術という手技としてだけ提供することとは違います。
ここで大切なことは、想いに共感し施術サービスとしてカタチにするということ。
患者さんはなぜここに来て、施術を受けようと思っていらっしゃるのか?もっと言えば、なぜ私から施術を受けようと思われたのか?
何かしろの想いは持っていて、その想いに応えることが私たちのお仕事。聞き取れない、感じ取れない、想いを受け取れない時点でお仕事としては成立しないですよね。
治療院はどういう場所なのか
治療院はどんなところでしょうか?一言で言えますか?
私は想いを共感できる場所だとお伝えできます。
鍼灸師によってそれはさまざまな意見があると思います。治療する場所、ほっとリラックスする場所、気づきをもらえれる場所、楽しい場所、様々。
患者さんにとって治療院に来ることは
患者さんはどう思っているのでしょう?
施術をしてもらえる場所、院の雰囲気に癒される場所、自分の体のメンテナンスの場所、病気を治す場所、これもまた様々。
患者さんもそれぞれ理由があってご来院くださいます。施術者である私たちも理念をもって施術をし、院を運営しています。
だからこそ、患者さんの想いを受け取り共感する。私たちの想い(理念)をもって、鍼灸施術として提供することが大切なんだと改めて感じた次第です。
臨床で振り返ってみるキッカケ、ぜひ作ってみてくださいね!
つきもり
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