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理想が思い描けない

「夢を実現する」「引き寄せ」などの文脈でよく言われているのが

理想を思い描く

欲しいものや実現したいこと、将来の自分などを
できるだけ具体的に、はっきりと思い描こう。
そんなふうに言われていますよね。

実現不可能と思われることでも、ためらわずに思い描こう。
そうも言われています。

引き寄せられるかどうかはともかくとして、
思い描くだけならタダだし、労力もいらない。
よし、ちょっくら思い描いてみるか〜なノリで
「こんな家に住んでこんな暮らしがしたい」
を、思い描こうとしました。

ところがですね、
なぁ〜んも思いつかないんですよ。

プール付きの豪邸とか、夜景を見下ろすタワマンとか、
大自然の中のカントリーハウスとか、
ヨーロッパのお城とか、
南国のリゾートハウスとか、
どれもこれも「別にぃ」って感じで興味が湧かない。
おしゃれな贅沢空間って、確か昔は憧れていたはずなのに、
なんの興味も持てなくなって、思い描く気にすらならない。

なんだか現実的なことしか思い浮かばなくなってる。

子供の頃は、空想の世界で遊べてたと思うんだ。
空想の世界の主人公は私で、架空の登場人物や場所、出来事があって、
その中で遊んでいたはずなのに、
いつの間にか「好き勝手に思い描く」ことができなくなってた。

もっと自由に気ままに好き勝手にイメージしたいのに、
発想力が錆びついてしまったみたい。

これはちょっとヤバイんではないか。
そう思った私は、脳みそを刺激してくれる映像でもないかいな、と探してみた。
そして見つけたのがNetflixの番組。

個性的な家づくり、インテリアを紹介しているシリーズです。

見ている内に、少しずつ自分が好きなもの、欲しいものが見えてきました。
「好き勝手に思い描く」にも、やはりそれなりのインプットは必要らしい。
アートやエンターテイメントなどの、生きていく上では必要ではないように思えるものが、精神面の栄養になっているのかもしれない。

実用的でないものにもっと目を向けよう。
心を自由に遊ばせられるように。

これ、来年の抱負にします笑



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