これはきっとお灸のおかげ
暑かった夏が終わり、秋の気配が濃くなってきましたね。
昨夜は帰宅途中に、秋の虫の音が聞こえました。
猛暑が終わって、ホッとしますね。
ところで私は毎夏、バテバテになりやすかった。
特に食欲が落ちて、何を食べたいかわからん状態になるのが、夏の恒例でした。
それがこの夏は、なかった!
しっかりお腹が空くし、あれ食べよ〜と思えたし、
ちゃんと食べてた。
夏の盛りは、自分が普通に食べれていることに気づいてなかったのだけど、
数日前にふと、あれ、私、この夏しっかり乗り切れてたやん、と気がつきましてん。
そして思った。
これはきっとお灸のおかげだと。
4月初旬から、自己施灸を始めたんですよ。
毎日、足三里・三陰交・太谿に灸をすえる。
特に目的があったわけではなく、養生を兼ねて灸をすえる練習をしようと思い立って始めたのでした。
毎日、ほんの数分のことですが、
どうやらこれが私の体を「夏対応」にしたんじゃないか。
そう思ってる。
自分で実感したもんだから、当然、皆さんにもおすすめしたくなる。
とはいえ、艾を捻って灸をすえる、なんて、まぁ余程じゃないとやらないですよねー
慣れないうちは上手くできないし、火を使うし、煙も出るし。
せんねん灸のような市販の扱いやすい物でさえ、火や煙が心配だから躊躇う人もいるし、艾を捻ってすえる灸と比べると、コストもそれなりにかかるし…
あと、即座に効いた実感が持てないので、なかなか続けられないのですよね。
お灸や鍼は、即座に結果を実感できる場合もありますが
(たとえば、膝に水が溜まった時などは、お灸で水が引きます)
体をいい状態に変えて維持する作用は、施術を受け続けているうちに、
あれ、そういえば今年は風邪をひいてない、花粉症が楽だった、体力ついたかも、という風に時を経てから「そういえば」と実感することが多い。
その時の不調を取るだけでなく、いい感じの体にしていくのが鍼灸施術。
やっぱり定期的に受けられることをお勧めします。
自己施灸も、やってみたいという方がいましたら、教えますよ〜
艾を捻るの、楽しいですよ〜