お勧め上手、聞き上手、褒め上手 ➁
素敵な販売員になるための技術編
具体的にはどんな接客をすれば、素敵な販売員になれるでしょうか
♦︎お勧め上手になろう
お客様が販売員に会いに来るのは、楽しく、気持ちよく買い物をすることが目的です。最後は「今日はいい買い物ができた」と、満足していただけるかどうかが大切です。
《心掛けよう》
お客様から逃げない
「いらっしゃいませ」以外のアプローチ用語を持つ
お勧め商品を決めておく
その商品のセールスポイントを考える
♦︎聞き上手になろう
お客様は、販売員の話を聞きに来ているのではなく、むしろ、聞いてもらいに来ているのです。
お客様に勧めるための話ばかりでなく、お客様の家庭の話、職場の話、近所の話でも、味方になって聞いてあげれば、その販売員は「いい人」なのです。
《心掛けよう》
お客様の話は肯定して聞く
お客様の話はうなずいて聞く
話の腰を折らない
表情豊かに聞く
最後は「楽しかった」と自分から言おう
♦︎褒め上手になろう
人間、誰かに褒めてほしいものです。知らない人にでも「綺麗ですね」と言われれば嬉しいものです。買い物を失敗しないことも大切ですが、いい気分で買い物をしたいという思いのほうが、まさっています。実は、うまくおだててほしいし、その気にさせてほしいと思っています。
《心掛けよう》
照れをなくす
日常の中でも褒める習慣をつける
♦︎手間かけ上手になろう
人は、自分に手間を掛けてくれた人に感謝します。「わざわざ自分のために」「そこまでしていただかなくても」とお礼を言いながら、かかわってくれた人に好意を感じます。そのためには、より多く手間を掛けることが必要です。人は、予想以上の行動を自分のためにしてくれた時、感謝します。
《心掛けよう》
手が空いたら商品整理と掃除をする
売り場でじっとしていないで、動く習慣をつける
お客様を動かさない
何事も面倒くさがらない
自粛生活が続いている中での外でのお買い物は、とても楽しいものだと思います。
そして、「おしゃべり」出来るお店は、より一層楽しさが増すと思います。
今だからこそ、必要なのは素敵な販売員だと思うのです。
素敵な販売員は人を幸せにします。
愛のある販売員=素敵な販売員
今こそ、頑張るべきだと思います。
一緒に頑張りましょう!