お芝居で表情が変わらないと言われる人!
レッスン時に質問タイムを設けると時々こういう質問がきます
「お芝居をしているときに、表情が変わらないと言われるがどうしたらいいですか?」
私も若い頃は表情が変わらないだとか、目の芝居ができていないだとか言われたもんです。
「気にしない」という手もありますがー
改善したいのであれば3つのポイントがあります。
1つ目は、「リラックスすること。」
お芝居をするときは、その役がどんな状況であろうが、役を演じている俳優自身はリラックスしている必要があります。
自分以外の方向に集中力の矢印を向け、五感を使って感じ、新鮮に反応するためにはそれが必要だからです。
2つ目は「気持ちを大きく作る。」
感情が表情に現れないのは、お芝居が未熟で感情がうまく作れていないからかもしれません。
顔面の問題ではなく、心の問題です。
感情の作りが小さくて表情が変わらないのであれば、感情を大きく作るために役作りの仕方、設定を変えればいいです。
3つ目は、「顔の筋肉を動かす訓練をする。」
めちゃくちゃ普通の対策なんですが、
①と②ができているのに、自分が思っているよりも表情に現れない場合、
あなたがそもそも表情を使わずに生活していて、顔面の筋肉を動かす神経が使えていない可能性があります。
使えていない筋肉は訓練することで必ず使えるようになります。
地道な努力ですが、絶対に結果が出ることなので継続してやってみてください。
難しく考えず、まずは喜怒哀楽の表情を大袈裟に顔で表現するというところからで構いません。
その際、必ず鏡で見ながら、
動かしたい筋肉が実際動いているのか確認しながら行ってください。
だたし、
表情豊かで無いことは、
もしかしらたらあなたの個性かもしれません。
なので常に意識して顔で芝居しようとするのは絶対にやめてください。
あくまでも感情に従う、
その際に、表情筋が使えていなくて伝わらない可能性があるから、訓練しましょうということです。
CMとか、バラエティの再現とかで、リアルでは考えにくいほどの顔の芝居を求められることはあります。
そのときは割り切って顔で芝居しちゃいましょう!
そのために訓練訓練
普段の努力です。
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