華がある人、目立つ人とは
保育園児の子供を連れて、とあるEテレ系のコンサートを観に行きました。
40年くらい前に歌のおにいさんだった人や、
20年くらい前に歌のおねえさんだった人がメインの出演者なんだけど
それはそれは楽しく素晴らしいパフォーマンスでした。
大興奮のこども達を横目に、一体この人たちの何が素晴らしいのだろうとじっと観察していて思ったこと
やっぱ声って大事。
オーディションなんかでも声に圧というか、力がある人とない人では注目の集まり方が違います。
単純にでかい声を出せばいいってことでもないんですが。
俳優のオーディションであれば、声に意思があるかどうかは大事なところです。
もう一つは、立ち姿。
映像だとまた少し違うんですが、舞台ではこの立ち姿が非常に重要で
オーディションでも同じことが言えます。
これも声と同じで、美しく立てば良いというものでもないのが難しいところですけど。
立ち姿で見ている人を納得させられる源は何かと言えばおそらく
その人が持っている「揺るぎない自分」です。
「自信」というものとかなり近いところにあるものですが
どんな場面にあっても、自分というものをしっかり持っている人は
例え演技に自信がなかったとしても、やらせてみればいい芝居ができてしまったり
芝居は下手だけどなんか良い、ということが起こります。
何度でも言いますが【自分を知る】ことが俳優としてやっていくためにどれだけ大事か。
「他人を演じるのだから自分がどうとか関係ないのではないか?」
絶対にそんなことはありません。
自分探しは常にしていきましょう。
それが必ず良い結果に繋がりますよ。