【声劇】カードバトル『ACTORS』～決戦～(5人用)
利用規約：https://note.com/actors_off/n/n759c2c3b1f08
♂：♀：男女不問＝1：1：3
約20分～40分
上演の際は作者名とリンクの記載をお願いします。
【配役兼任表】
ウイナ ：（男女不問）元気な男の子。『ACTORS』が大好きで、前向きな主人公キャラ。
ルーザ ：（男女不問）クールな男の子。ウイナのライバル。クールながら、調子に乗ると自分のキャラを忘れる。
カード(女性)：個性豊かな女子キャラ多数。 モブB、モブCも兼任で願います。 演技の種類を楽しんでください。
カード(男性)：個性豊かな男子キャラ多数。 モブAも兼任でお願いします。 演技の雰囲気をお楽しみください。
司会者 ：（男女不問）「アクターズと言えばこの人!!」というくらいの名司会者。
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「カードバトル『ACTORS』～出会い～」の続編です。
「私、この演技出来る!」といった挙手制で演じて頂ける台本です。
「ガチ」でも「わちゃわちゃ」でも、どちらでも色んな演技で楽しんで頂けると幸いです。
唯一のルールとしては、最後の台詞は、コメントの方々もみんなで叫んでください。
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司会者：「レディ〜スっエーンっジェントルメ〜ン! 全世界のセリフィストの諸君!! 遂に遂にっ遂にぃ〜この日がやって来たぁ!!
『カードバトル アクターズ』の頂点を決める最終決戦っ!! まさにキングオブセリフィストが、今日この日、この時、この瞬間にっこの『アクターズスタジアム』で決定するぅ!!」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】す、凄い数の観客達でヤンスねぇ〜……アッシが戦う訳じゃ無いのに、震えが止まらないでヤンス……」
ウイナ：「オイラも震えが止まらないよ……『早く戦いたい、早く戦いたい』って、身体中がオイラに訴えかけてるんだ……」
司会者：「時は満ちた! 幾千もの強敵、セリフィスト達をなぎ倒して、この場に辿り着いた勇者の戦いをその目に焼き付けろっ! さぁ、赤のゲートに注目だぁ!!
幾多(いくた)の接戦の中でも決して諦めないっ!! やっとの思いで決勝のキップを掴み取った『不屈のセリフィスト』──ウイナの入場だぁ!!」
ウイナ：「よぉ〜しっ……行ってくるぜ♪」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】た、倒れて行ったみんなの分まで、アッシが応援してるでヤンス!! 頑張ってくるでヤンスよぉ!!」
ウイナ：「あぁ、ありがとっ! まかせとけっ♪」
司会者：「──続いてっ青のゲートに注目だぁ!! 全アクターズバトルにて圧勝に継ぐ圧勝!! 他を寄せ付けない絶対王者!! 今もっともキングオブセリフィストの称号に近い男──ルーザ!!!」
ルーザ：「……ふんっ」
司会者：「両者共に最後のアクターズのバトルフィールドに姿を現した!! このどちらかが、キングオブセリフィストの称号を、その手にする!! さぁ皆の者、刮目せよっ──ここにいる全ての観客達がっ!! 歴史の目撃者だぁ!!!」
ウイナ：「よっ、久し振りだなっルーザ♪」
ルーザ：「……この時を、どれほど待ちわびた事か──ウイナっ! 昔の俺様と同じだと思うなよ……あの時の雪辱っ、果たせて貰う!!」
ウイナ：「あぁ♪ オイラもいっぱい強くなってるからな♪ めいっぱいアクターズを楽しもうぜ♪」
司会者：「共に気合いは十分な様だ! さぁっ両者! セリフィストの誇りを胸に、正々堂々と存分にその力をぶつけ合えっ!! アクターズ──ON!!」
ルーザ：「アクターズ──ON!!」
ウイナ：「アクターズ──ON!!
カードドロー! オイラは、まずはこのカードからっ行くぜっ『夢を描く女子高生』!!」
カード(女)：「【ファンシー女子】あははっ鳥さん、お花さん、こんちにわぁ〜♡ うふふっ一緒に歌いましょ♡」
ウイナ：「そして場にもう1枚カードを伏せて、ターンエンド! ルーザ、お前のターンだ♪」
ルーザ：「貴様に言われなくても分かっている! カードドロー──前回は油断しただけ……今回は初めから全力で貴様を叩き潰しに行く! 『チンケな盗人』を召喚!!」
カード(男)：「【普通の青年】おいおいっちょっと借りただけじゃねぇ〜か♪ そんなに怒るなよぉ♪」
ルーザ：「さらにモブカード『ランプの魔人』を付与して『小国の王子』に進化──進撃せよっ!」
カード(男)：「【王子】なんと麗しき姫君。もしよろしければ、私と一緒に踊っていただけませんか?」
カード(女)：「【ファンシー女子】あら素敵なお誘い♡ わたしぃ〜上手に踊れるかしらぁ♡」
ルーザ：「そしてカードを場に伏せて──ターンエンド。ウイナッ、俺様を失望させてくれるなよ!」
ウイナ：「まだまだ♪ 勝負は始まったばかりだ♪ オイラのターン──カードドロー! 『駆け出しのピン芸人』召喚!!」
カード(男)：「【軽い男】はいっ右端からべっぴんさん、べっぴんさん、1人飛ばしてべっぴんさんで、1人戻って──んん〜……なっ♪ って言わんかいっ!! とか何とか言ってますけれどもね♪」
ウイナ：「それに『冠(かんむり)番組』を付与してっ『百戦錬磨の名司会』に進化──そして攻撃!」
カード(男)：「【軽い男】うんうんw それでそれでw!? (引笑) ふぁ〜w そんな事がw 隣の君は? 君はそんなの無いのw? ──って、無いんかいw!! 無いなら作れ作れっw (引笑) ふぁ〜w」
ルーザ：「──甘いっ!! 伏せていたカードをオープン! 『追い詰められしアイドル』」
カード(女)：「【キャピキャピ女子】きゃはは! 超面白いですぅ〜♪ 私ぃ〜面白い人って大好きなんですよぉ〜♪」
ウイナ：「──なっ!? そ、そのカードはっ!?」
ルーザ：「気付いたか──そう、このカードの特殊能力『大物カードが場に出された場合、特殊能力 “ハニートラップ” が発動する』!!」
カード(女)：「【セクシー】もっとお話を聞きたいけど……私酔っちゃったみたい♡ ねぇ〜? つ・づ・き・は……ネ♡」
カード(男)：「【下心丸出し】お? お、おぉ〜♪ そうかぁ〜? それだったら……この近くに……な♪ へっへっ……」
司会者：「ま〜さ〜にっ! 息をつかせない攻防戦っ! これが決勝まで勝ち上がって来た強者同士の戦いっ! これがファイナルバトル!! 少しルーザが有利な戦況にはなっているかぁ〜!? しっかぁ〜し、一瞬の油断が命取りのレアカードの連続だぁ!!!」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】う、ウイナァ〜!! 負けるなでヤンスぅ!!」
ウイナ：「くっ……せっかく大物にまで進化させたのに……くっそぉ〜……場にカードを伏せて、ターンエンドだ」
ルーザ：「貴様の攻撃は、もう俺様には届かん! 俺様のターン──『町の掃除婦』を防御表示で場に……」
カード(女)：「【上品な奥さん】あら、おはようございます♪ 今からお仕事ですか? ふふっお気を付けて行ってらっしゃいませ♪」
ルーザ：「そしてっ! もう1枚、カードを伏せてターンエンド!! 絶望の始まりだぁ!!!」
ウイナ：「このピンチ……へへっ♪ これだからアクターズはやめられない♪」
ルーザ：「ふん……貴様はこんな時でも笑うんだったな……だがっ! 今回ばかりはそうはいかないっ!! 俺様のフィニッシュコンボの線路上に、貴様はハマってしまっているんだからな!!」
ウイナ：「もしそうだったとしても、オイラは諦めないっ! 諦めないからっアクターズは超MAX楽しいんだ♪ オイラのターン──出て来いっ『2次元を極めし者』!!」
カード(男)：「【オタク(早口)】オゥフw 余談ではごさいますがw この『アクターズ』は遊戯王がベースに作られている、いわゆるサンプリングですのでw しかしながら制作主は遊戯王をプレイした事がないという変人w ドゥフフw 変人と言っても変わり者という意味でしてw 拙者みたいに1歩引いた見方をしますと、何となくでも雰囲気を伝える事が出来る部分では賞賛(しょうさん)できるとw おっとこれでは拙者がオタクみたいな物言いw プフゥw 拙者けっしてオタクでござらんのでwwドフヌww」
ウイナ：「さらにそれにモブカード『唐突の来訪者』を付与してっ攻撃力アップ!」
カード(女)：「【キツい妹】まぁたキモいグッズが増えてる!! アンタ、マジキモいんだけど!」
カード(男)：「【オタク】お兄ちゃんに向かってキモいとは、なにゆえでござるかw そしてお兄ちゃんの事は『にぃに』と呼べと、常日頃から──」
カード(女)：「【キツい妹】だ、誰がっ!? アンタを兄貴なんて認めるか!! キモいキモいキモいキモい!! もぉ〜!!」
ルーザ：「ふんっぬるいな……伏せていたモブカードをオープン!『取り巻き』の効果により『町の掃除婦』の『井戸端会議』の効果発動だ!」
カード(女)：「【おばちゃん】あ〜ら奥さんっ知ってます? 二丁目のお兄さん、ずっと部屋に閉じこもってなんか気持ち悪いアニメばかりみて……もう良い歳なのにねぇ〜」
ルーザ：「『井戸端会議』の標的になったカードは、その気まずさから、このターンの攻撃への参加を封じられ、強制的に防御表示となる!!」
ウイナ：「そんな……オイラのカード達が、ことごとく封じられていくなんて……」
ルーザ：「これで終わりだと思うなよ……貴様から受けたあの日の屈辱……貴様を完膚無きまでに叩きのめし、そこで初めて俺様の勝利が確定するのだ!! 俺様のターンっカードドロー!! モブカード『連絡網』を『町の掃除婦』に付与して──『町内会を統一せし者』に進化!!」
カード(女)：「【インテリ女子】──以上の事から、町内の一斉掃除を決行致します。よろしいですか? よろしいですね (圧)?」
カード(男)：「【オタク】ぐぬぬぬぅ〜……」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】な、なにごとでヤンスか!? ウイナの攻撃が完全に封じられてしまったでヤンス!!」
ウイナ：「くっ……ぐぐ……くっそぉ〜……オイラの攻撃が……届かない……こんなの、どうやって戦ったら良いんだよ……」
ルーザ：「ふんっ……2次元を極めようと、所詮は引きこもりのニート……『町内会を統一せし者』の前では、蛇に睨まれたカエルも同然──さぁフィナーレと行こう! ウイナっ貴様の最後のターンだ!! 小さく震えながら、己の未熟さに朽ち果てろっ!!」
司会者：「まさにウイナっ絶対絶命〜!! 完全に動きを封じられ、成すすべ無しのサンドバッグ状態っ!! 絶対王者ここにあり!! これはルーザの勝利で、勝負ありかぁ〜!?」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】ウイナァ〜!!」
ウイナ：「──っ!? 来てくれたのか……せっかく来てくれたのに、ごめん……オイラ……オイラは──」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】──ウイナッ!! アンタそれでも男なのっ!? アンタはどんな時でも諦めないっ! 諦めの悪さだけがとりえのアクターズオタクでしょ!!」
ウイナ：「だ、だけって……オイラにも他にもっと良い所が──」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】──諦めが悪くて、いつもみんなを元気付けてっ! みんなに勇気を与えてくれるっ!! そんなアンタを、私は……私達は大好きだったの!!」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】そ、そうでヤンス!! 諦めるなんてっウイナらしくないでヤンス!!」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】うるさいっ!! 今私が喋ってるのっ!!」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】ヤ、ヤンスゥ〜……」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】それなのにっ何よっ!! 私の知ってるウイナは……私達の知ってるウイナは!! アンタみたい臆病者じゃない!!
立ち上がって前を見て!! ウイナ──男の子でしょ!!」
ルーザ：「ふんっ! この戦況を見ても『まだ諦めるな』と言う……友とは残酷だな……もう勝敗は決した様なモノだと言うのに……」
ウイナ：「ぐぐっ……くくく……」
ルーザ：「……?」
ウイナ：「あっはっはっはっはっはっ!!」
司会者：「こ、これはどうした事かぁ〜? このピンチの中、ウイナが笑っています!!」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】う、ウイナ……?」
ウイナ：「あっはっはっは♪ そっかぁ〜そうだよな♪ 男なんだよ♪ オイラっ男なんだよ!! そしてルーザもっ男♪ 男♪ 男なんだよぉ♪ へへっありがとなっ♪」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】ウイナ……うん♪ 」
ルーザ：「戦意を取り戻そうと、状況は何も変わらんぞウイナ!! さぁ最後のカードを引け!!」
ウイナ：「カード──ドロー!! 暗闇の中でも、光り輝く世界があるんだ……オイラはそれが見えてなかった。でも、みんながそれを教えてくれた!!」
ルーザ：「何を──」
ウイナ：「モブカード『密かな願望』を『2次元を極めし者』に付与、そして伏せていたカード『夜行性』をオープン!!
『唐突の来訪者』の妹──女属性と組み合わさる事で、さらなる特殊能力発動!! 『夜を舞うバタフライ』に進化だ!!」
カード(女)：「【キツめの妹】ほらっ動かないでっ! アイラインがズレるでしょ!! ん〜……よしっ!! きゃ〜超可愛いじゃん♪」
カード(男)：「【オタク】ぬぶぉw こ、これが拙者でござるかw 萌えぇ〜拙者自身が拙者の嫁w」
カード(女)：「【キツめの妹】喋り方!! 女の子はそんな喋り方しない!!」
ルーザ：「ふんっそれがどうした!! 俺様の『町内会を統一せし者』の前では、無意味っ!! 無駄だぁ!!」
ウイナ：「へへっ♪ さっきまではな♪」
ルーザ：「──なにっ!?」
ウイナ：「いくぜ♪ 『夜を舞うバタフライ』を──攻撃表示に!!」
カード(男)：「【おかま】アチシっ出動♡ 男と女のハイブリッド、舐めんじゃないわよ♡」
カード(女)：「【インテリ女子】な、なななんですかっそのふざけた格好は!! 町の景観を損ないます!! す、すすすぐにお辞めなさ──」
カード(男)：「【おかま】──良い子ちゃんぶってんじゃないわよぉ♡!! 誰かの敷いたレールを走るなんて、アチシは嫌♡!! アチシは止まらないっ!♡」
カード(女)：「【インテリ女子】むきぃぃい!! こ、こんなのっ考えられませんわっ!!」
ルーザ：「ば、ばばば馬鹿なっ!? ど、どどどういう事だ……攻撃表示は封じたはず……答えろウイナ!!」
ウイナ：「あぁ♪ 住宅街をフィールドにしているカードなら、完全に動きを封じられてた……けど、この『夜を舞うバタフライ』は住宅街じゃなく、繁華街をフィールドに暴れ回る特性を持ってるんだ♪ そして我が道を突き進む……オイラでも扱い辛い特殊効果を持ってるんだ」
ルーザ：「扱い辛い特殊な効果……だ、と……?」
ウイナ：「『夜を舞うバタフライ』! オイラのライフの半分を消費して、特殊効果『アフタータイム同伴』を発動!! ダイレクトアタックだ!!」
カード(男)：「【おかま】あらヤダっ良い男じゃなぁ〜い♡ んもぉ〜食べちゃいたい♡ 何これ、食べちゃっていいの♡?」
ウイナ：「相手のプレーヤーが男だった場合にだけ発動する特殊効果。これを使うと、もう止められない……まっ、オイラのライフも半分消費しちゃうんだけどな♪」
ルーザ：「く、くくく来るな……こっちへ来るなっ!! や、やめろっやめてくれぇぇ!!!!」
カード(男)：「【おかま】逃げてんじゃないわよぉ〜♡ アチシからのアッツイアッツイ口付けっ受け取りなさぁ〜い♡!! ん〜〜〜〜マッ♡♡!!」
ルーザ：「うあぁぁぁぁあ!!!!」
(間)
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】ウ、ウイナ……」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】……ウイナ……が……勝ったで……ヤンス……」
司会者：「な、ななななんとぉぉお!! ここに来て大番狂わさせの大逆てぇえん!! 完全無敗のルーザを下しっ『カードバトル アクターズ』を制したのは──『不屈のセリフィスト』ウイナだぁぁあ!!!
絶対王者ルーザの猛攻を退ける見事な発想に、アクターズスタジアムが湧いている!! 揺れているぅ!!
テレビの前のセリフィストの諸君っ聞こえているだろうかっ! このアクターズスタジアムに巻き起こる歓声がっ!!『キングオブセリフィスト』が決した、ウイナコールがっ!!」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】ウイナァ!! 勝った……勝ったんだね!!」
ウイナ：「あぁ♪ 今回ばかりはダメかと思ったけど──」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】──ううん、信じてたっ!! 私はウイナが勝つって……信じてたっ♪」
ウイナ：「へへっ♪ ありがと……なぁぁ〜⤵⤵ (力が抜ける)」
モブA(カード(男)) ：「【ヤンス】や、ヤンス!? ウイナっ、大丈夫でヤンスか!?」
ウイナ：「ふはぁ〜……気が抜けちゃって……力が入らないよぉ〜」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】んもぉ〜……キングオブセリフィストになったんだから、しっかりしてよぉ〜」
ルーザ：「や、やめろ!! は、離れろっ!!」
カード(男)：「【おかま】往生際が悪い子♡ アチシの溢れまくる愛をっ存分に受け取りなさぁい♡ ん〜マッ♡ んマんマんマん〜〜〜マ♡」
ルーザ：「ぎゃあああ!! う、ウイナァっ!! こ、このカードを、は、早くしまえっ!! しまってくれぇ〜!!!!」
カード(男)：「【おかま】つれない事言ってんじゃないわよぉ〜♡ 今夜は寝かさない♡」
ウイナ：「あははっ♪ わりぃわりぃ、忘れてた♪ 今しまうかr──」
モブC(カード(女))：「【老婆】カードドロー……『迷子の幼女』、行っといで」
カード(女)：「【ロリ】うんっ♪ ──お兄さん、なんで女の人の格好してるの?」
カード(男)：「【おかま】な、なによアンタっ!? アチシは『おかま』っ!! 男でも女でもなく──」
カード(女)：「【ロリ】なんで? お兄さん男の人だよね?? なのに、なんで男の人にチューしてるの??」
カード(男)：「【おかま】そ、それはアチシが──ア”ア”アア”ア”ア”!! アチシっ小さい子っ苦手っ!! イヤっ嫌いっ!! アチシ、アンタ嫌いっ♡!!」
ウイナ：「──っ!? オイラの『夜を舞うバタフライ』が──!?」
ルーザ：「た、助かった……しかし、貴様は何者だ!!」
モブC(カード(女))：「【老婆】ふふふ……坊や達、良い戦いだったよぉ〜。久方振りに血がたぎって来ちまった……
これで、ようやく役者が揃ったようだねぇ〜。まぁ近い内に、また会う事になるさ。その時に相見えようじゃないか」
ルーザ：「ま、待てっ!!」
モブB(カード(女))：「【ヒロイン】ウイナ……」
カード(男)：「【ヤンス】い、嫌な予感がするでヤンスゥ……」
ウイナ：「あ、あぁ──でもっ♪ 超MAX楽しかった!!! なっルーザ♪」
ルーザ：「──っ!? 何が楽しいものか!! 貴様に二度までも敗北しっそして訳の分からんおかまに追いかけられ──」
ウイナ：「ぷっ……くくく」
ルーザ：「な、何を笑って──」
ウイナ：「だ、だって! ルーザの顔中にキスマークが──あはははははっ!!」
ルーザ：「──なっ!? そ、それは貴様のカードのせいで──わ、笑うなっ!! 見るなっ!! 俺様を見るなぁぁ!!!!」
ルーザ以外の全員：「(爆笑)」
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カード(男)：「【ナレーション】全世界の『カードバトル アクターズ』プレイヤーの中から、最強の『セリフィスト』を決める大会は、ウイナの優勝によって幕を閉じた」
カード(女)：「【ナレーション】でもウイナ、調子にのっちゃダメだよ? 最強の座を狙って、これからも沢山のバトルが繰り広げられていく」
カード(男)：「【ナレーション】でもそれはまた別の話♪ きっとあの『謎の老婆』もその一人なんだろうね♪」
司会者：「この物語はっここで一旦閉幕だぁ!! しっかぁ〜し!! この『アクターズ』のバトルはまだまだまだまだ続いていくぞぉ!!
次に挑戦するのはどこの誰だぁ〜!? ──そう、この声劇を聞いているっそこの君っ!! そしてそこの君かもしれないっ!! 」
カード(男)：「【ナレーション】あぁ、みんなにチャンスがある。それが『カードバトル アクターズ』なんだ♪ そして──」
カード(女)：「【ナレーション】この『カードバトル アクターズ』の主人公は──そう、君だ♪
あっほら、またバトルが始まるよ♪ 『アクターズ』のバトルの始め方は、もう分かってるよね?」
司会者：「諸君っ!! ──分かっているなら話が早いっ!!
準備は整ったか!? 声高らかに叫べ!! いくぞぉ〜せぇ〜のっ!!」
演者・リスナー全員：「『アクターズ ON!!』」
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