戦略的に泥臭いということ

スタートアップが生きるか死ぬかが問われるのはPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を達成できるかどうかである。
スタートアップ企業は、これを常に問われ続け何とかして0→1を生み出していく。
その過程で、創業メンバーはどんなマインド持ち、どんな行動をとるべきなのであろうか。
それは、「戦略性」とそれを「愚直にやりきる泥臭さ」が重要であると考えている。
どちらかが欠如していてもPMFの達成は成しえない。
ここでいう「戦略性」とは、下記を考えることであると理解している。
①どの市場を選択するか
②どんなビジネスモデルにするか
③競合優位性は何にするか
④どれぐらいの期間でどれぐらいの売りを作るか
⑤どうやって市場を開拓していくか

そしてこれらの戦略を泥臭くやり抜くことができるかどうかが成否を大きく分けると思っている。

プロダクトを説明するために、顧客のもとへ出向き、手取り足取り説明をし、顧客と対話をしながら製品を導入すること。
顧客との対話の中で、顧客は何を求めていて、何をすれば顧客の課題が解決できるかを自分の目や耳で聞いて修正を繰り返していく。

これらが、PMFを達成する過程では最重要なことである。
しかし、頭ではわかっていてもなかなか容易にできないことである。
意識するだけではダメで、それをやらなければいけない状況を作って自分を追い込むことも時には必要になる。

この工程を戦略的にやり抜く。

不要なプライドなど、とっとと捨て去り、ただ愚直にやり抜く。
プライドを持つことは大事であるが、事業を進める上で邪魔になるプライドは全て不要。
とにかく創業時期は泥臭くても前に進めるしかないということを肝に銘じて、毎日を全力で駆け抜けていく。

そうすることで、私たちが実現したいVisionに近づくことができる。
「世界中のビジネスマンがエキサイティングなドラマを演じられる世界を作っていく。」
日々がドラマのワンシーンのように心に刻まれ、それがその人の思いを作っていく。
まだまだ道のりは険しいが、覚悟をもって前進していく。
悔いのない最高な毎日を過ごしていく。

Actors,Inc
代表　井田
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