【有料版】アクティビストの視点②〜政策保有株式に関する指摘まとめ〜
皆さま
お疲れ様です。
本日はアクティビストの視点第二弾と題して、政策保有株式に関するアクティビストの考え方をまとめたいと思います。
主に各アクティビストが開示している政策保有株式に関する考え方を引用したものになりますので、そのままアクティビストの考えに触れることが出来ると思います。
調査・分析に工数が若干かかっているので、有料とさせていただきました。
ご留意いただければと思います。
それではスタートします‼︎
⭐️政策保有株式に関するアクティビストの視点
●何故アクティビストは政策保有株式を問題視するのか?
アクティビストが政策保有株式を大々的に問題視したのは実は最近です。
そもそも政策保有株式、つまり上場企業の株式の持ち合いは日本特有のもので海外ではほとんどないです。
そういった中で日本においてコーポレートガバナンス・コードやスチュワードシップ・コードといった企業統治ルールの改訂などにより、企業側には株主との対話や利益を重視した経営、投資家側には経営陣を監視し責任ある投資を行うことがより強く求められる時代となりました。
ここでしばしば海外を中心とした投資家から問題視されるのが、企業の本質的価値向上のためでなく、特定取引先との関係維持や投資家による経営への介入を防ぐために保有する「政策保有株式」です。政策保有株式に対する矛盾や疑問を持つアクティビストが、その売却を提案するケースが増えてきたのです。
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