フロイント産業に対するアクティビストの投資アングル

アクティビストファンドのカナメ・キャピタルが9月25日にフロイント産業の変更報告書を提出し、9.09%まで買い増しました。

フロイント産業、詳しく見てみるととても良い会社ですね。
ではざっと数字を見てみましょう。


https://www.buffett-code.com/company/6312/

2024年9月27日時点で、
時価総額 124億円
EV/EBITDA 4.2倍
PBR    0.8倍
ROE    5.2%
です。

事業は製薬用の造粒・コーティング装置を販売しています。
利益も安定的で非常に良い会社ですね。

さて、アクティビストファンドのカナメ・キャピタルがどこを見て投資に至ったのか、推測してみました。



それは、関連当事者取引です。

https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100TJL9.pdf?sv=2020-08-04&st=2024-09-28T08%3A06%3A17Z&se=2034-05-31T15%3A00%3A00Z&sr=b&sp=rl&sig=CJdTAP9svNYR9uBdyaHx2Z1e4%2BDHojwM%2BO9bAxjeLIU%3D

創業者でもあり、現在名誉会長でもある伏島靖豊氏と顧問契約を結んでおり、年間3,000万円を顧問料として支払っております。

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