30歳で5社目の私が意識している転職した時のオンボーディングポイント
どうも!株式会社マツリカでセールスをやっている一場です。
普段は「Senses」というSFA,CRMツールの営業をしてます。
私は、今30歳で今年31歳になる年齢なのですが、既に5社経験しています。
いわゆるジョブホッパーと言われる人種かもしれません。
それは一見悪いように見える人もいらっしゃるかもしれませんが、私個人としてはある種強みだという風に最近捉えられるようになってきました。
今回は既に5社目の私が転職時にオンボーディングするまでに意識しているポイントを書いていきたいと思います。
どういった経歴だったかは別の記事で公開します。
割とどの会社でもオンボーディングは早い方だと思います。
入社して2ヶ月以内には実際に受注に至ってます。(早かった時は入社して4日目に受注したこともありました)
その方法みたいなものを書けたらと思います。
※前提として5社全て周りの方々のお陰様でオンボーディング出来ているので、非常に感謝しております。自分1人の力でオンボーディング出来るほど、簡単なものではないと思います。今回はあくまで私自身が意識している点になるので、これから転職する方や新人の受け入れを行うご担当者の方に見て頂けるとすごい嬉しいです。
1、内定をもらったその日からマインドセットを行う!
まず、1番目にマインドの部分でお伝えしたいのが、転職が決まり、次の会社に入社するまでの過ごし方です。転職することが決まり、採用面接で内定をもらうと引き継ぎ期間が発生すると思います。(大体1ヶ月〜3ヶ月の間だと思います)私も採用に携わっていたことがあるので感覚値ですが、ここを何もせずに過ごす方が割と多い印象です。
もちろん、引き継ぎで忙しいという文脈もあると思います。
ただ、私はここの期間でいかに次の準備が出来るかが早く正しくオンボーディング出来るポイントになってきます。
引き継ぎはしっかりやるという前提なのですが、朝や夜の業務時間外や土日の時間など含めて用意出来る時間はたくさんあるはずです。
私の場合、以下を特に意識して準備するようにしています。
次の会社のサービス理解
市場調査(規模感や実態、ユーザーの理解など)
競合他社サービス調査
業界ビジネス理解(未業界や未経験に行く場合は特に)
業界用語の学習(本での学習がおすすめ)
次の会社でやりたいこと・叶えたいことの整理
細々としたものは他にもありますが、上記は非常に重要だなと感じております。そもそもオンボーディングを早くしたいなどと思っている方は当たり前にマインドを変えてやらなければいけないと思います。
新卒採用であれば別軸かもしれないですが、中途採用は基本的に即戦力くらいのマインドでいかなければ成長は見込めないと思います。お客様を迎え入れる訳ではないので。全てを完璧にやるのは難しいですが、目標としては入社初日からサービスの不明な点など質問がある状態を作っておくのがベストだと思っています。
2、守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢へ
これも当たり前の話ですが、主体的に物事を考えて動かないと動けないのと一緒で受身の体制だと入ってくる情報も限られてしまいます。
なので、絶対的に攻めの姿勢を貫いてください。
大事なのは「私は◯◯だと思うのですが、いかがですか?」や「私は◯◯がしたいです」などと自分自身を主語にして話をする癖をオンボーディング時には付けておいた方が良いと思います。入社時からいきなりウザがられるのではないかという心配事をされる方もいらっしゃるかもしれないですが、積極的に発信し、キャッチアップをしようとする姿勢をウザいと思われてしまう職場なのであれば転職失敗に近いくらいのレベルなので、気にせずどんどん攻めていきましょう。自ら「時間ください」と言う姿勢がベストです。
なぜ、その姿勢を貫くのか。
それは入ってくる情報を広げると言う意味合いもありますが、その行動を周りに見られていることも多いので、周りの方々のサポートの受けやすさなどもだいぶ変わってきます。
このご時世、「教えてもらえる」というのも立派なスキルです。
ただでさえ、自分の業務などで忙しいのに教えて頂けるのは貴重な時間です。その貴重な時間をさらに貴重するためには「教えたい・教えてもいいかな」くらいの気持ちを相手に持って頂くことが大事です。それには攻めの姿勢を貫くことが一番だと思っています。最初は相手の時間を奪うことになりますが、後から何かでお返しをするしかないくらいの気持ちでOKです。
3、入社してからの私が意識しているポイント
上記の1、2は特にマインドの話になっていますが、この章は具体的なポイントをお伝え出来ればと思います。(マインドはかなり大事なので、最初に持ってきました)
受け入れ体制の確認
組織の理解(メンバーの顔と名前も覚える)
サービスの詳細理解(事例や導入企業の洗い出しなど)
商談録画の確認(セールス以外でもおすすめです)
積極的に周りの方に話し掛ける
コンテンツの確認
受け入れ体制の確認
基本的に転職して入るとなる場合は、配属先や役割などがある程度決まっているパターンが多いと思います。聞いていなければ聞いてみた方が良いと思います。自分に求められていることなどを認識しておくとそれに向けて動きやすくもなります。いきなり自分のやりたいことだけをやろうとする方がたまにいますが、冷静にまずは自分に求められている役割を果たしてからやりたいことをやる流れの方がスムーズですし、社内承認も通りやす苦なります。
そこで自分の配属先に挨拶をする際にどのような体制で受け入れられるのかと言うのを確認しておいた方が良いです。専任で担当の方が見てくれるパターンもあれば、チーム全体でわからないことは聞いてみたいパターンもあると思います。その受け入れ先の状況を確認しておくことで効率的にキャッチアップ出来ます。
そこで私のオススメなのが「全員に色々聞くのではなく、自分が信頼している人1人にまずは分からないことを聞きまくるです」
よく色々な人に意見を聞いた方が良いと言う話を聞きますが、私はあまりオススメしないです。それは聞く方によって入ってくる情報がバラバラで結局自分は何を信じて進んだらいいか複雑になってしまうからです。オンボーディングしてからは色々な意見を聞いた方がいいと思いますが、オンボーディングするまでは1人に聞く体制を取るのが良いと思います。
なので、受け入れ企業側は1人の担当者を用意するだけで良いと思います。実際マツリカでも社内に優秀なイネーブルメントの方がいらっしゃり最初はその方に色々時間を割いてもらったり、チャットで質問点を長文で送ってしまったりしてました。(めちゃくちゃ助かりました、この場を借りて御礼申し上げます)
組織の理解
今世の中はリモートワークが中心になっている企業も多く、入社しても顔を合わせられないなどといった会社も多いと思います。だからこそ、会社の全体の組織図はもちろんのこと、どこに誰がいるのかと言うのは理解しておいた方が良いと思います。(特に自分が関わりそうなところには)
メンバーの顔と名前を覚えるというのも最初の大事な業務です。
そのための工夫などは受け入れ企業先でも必要かもしれないですね。
名前も顔も分からない人にいきなり話しかけるのは私でも難しいなと感じています。
組織図やそこにいるメンバーを理解すると社内の雰囲気や業務役割、課題などが見えてくることもあると思います。
サービスの詳細理解
これは言わずもがなですね。
入社前だとまだ得られる情報も限定的だったと思います。
私のオススメはとにかく自社のサービスを使ってみるです。
それが一番理解が早く、効率的です。
入社して間もない時期はまだ販売者よりもユーザーとしての気持ちが強いため、ユーザー目線で自分のサービスに触れることが出来ます。
このタイミングでとにかく使いまくってみることで見えてくることや自分にとってのサービスのストロングポイントが見えてくるでしょう。
極論、自分用にデモ画面を作ってもらうとかそういった流れでも良いかもしれません。サービス資料などは後でいくらでも読み込めるので、新鮮な感覚を持ったまま、サービスに触れることが大事です。
サービスを多く触れられる時間を作ってみることも大事ですし、ここを触れてほしいと言うポイントを作っておくのも企業側の体制としてはありかもしれないですね。
商談録画の確認
これは本当にオススメです。セールスではないからといって見ないのは勿体無いです。自社のサービスがどのように見られ、どのように伝えて、どういった形で購買行動まで続くのかの流れは実際に営業現場を見るのが早いです。マーケティングでもエンジニアの方でもバックオフィスの方でも自社の営業現場を知ることにより、より商品と会社が見えてきます。
自社のサービスを知らないとどういって販売をしていけばいいか、どうやって作り上げたらいいかとの話が机上の空論になってしまいます。
有名な映画で「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ」と言うセリフがありますが、まさにそれです。
まずは、「現場を知ること」です。(決して現場を知っている営業が偉いという訳ではないので、そこは間違えないように)
ただ、実際に商談に同席となると日中の貴重な時間も取られてしまうので、夜のほっそりした時間などで見るのがオススメですね。セールスの方であれば動画のセールストークをまずは丸々真似てみるのが良いと思います。
周りに積極的に話しかける
これはマインドに近い話になってしまうかもしれませんが、周りにいらっしゃる方は敵ではなく、全員味方です。ただ、最初入ってきた時はまだ信頼関係もなく、どういった人間なのかと言うのが全く分かりません。なので、積極的に話す機会を設けてください。(これはある種強制でも良いと思います)リモートワークでコミュニケーションが薄れていく中、同じ部署内であればタイミング的に話すこともありますが、全く別部署だと自分で機会を作るのが難しい場合もあるので、そこは受け入れ企業側で作るとかもありかもしれませんね。
やはり個人で動いているフリーランスではないので、個人業務という意味では同じチーム内の人に聞くことで解決することも多いですが、会社として考えた時に話したことがない人がいるというのは少しマイナスなのかなと思っています。マツリカではいつも話かけてくださる方が多くそれも大変助かってます。
コンテンツの確認
これはセールスの文脈でお話する部分にもなるのですが、社内にどのようなコンテンツがどこにあるかというのは事前に確認しておいた方が良いです。エンジニアの方でも仕様書がどこにあるか分からないみたいな状況ってカオスだと思うのですが、営業においてコンテンツが社内にどれだけあってどこにあるのか把握しておくことはとても大事なことだと思います。
理解しておくことで元々あるコンテンツを重複して作る必要もなくなりますし、効率化も見込めます。また、コンテンツの更なるブラッシュアップにも携われると思います。
4、自分が今出来ることをまずはやる
特に未経験だと最初何をしたらいいか分からないということが多いと思います。「何が分からないのか分からない」という状況も多いと思います。
でもだからといって思考停止していい訳ではありませんし、手を動かさないで良いわけでもありません。
ここで大事なのは今までやってきたことがあるはずなので、そこで培ったまずは出来ることをやる。
電話を受け取るとか、会議室の予約とかそういったものでも良いのでまずは出来ることを誰よりも先に行うということです。それだけでこいつ仕事出来そうだなと思われることもあります。
直接の結果がすぐに作れないのであれば、何かしらで貢献するという気持ちを持つことが大事です。
上記でも書きましたが、とにかく攻めの姿勢を作り出し、自分で仕事を作り出すという気持ちが大事かなと思います。
終わりに
これからさらに気づいた部分は追記しておこうと思いますが、大きく私が意識しているポイントとマインドの部分を記載させていただきました。私は入社してから3ヶ月の間の行動でその会社での立場や役割が変わってくると思っています。対外的に見れば入社歴が短かろうが長かろうがプロとして見られます。プロフェッショナルな気持ちを持って取り組んで行きたいですね。
あとは、営業の方とかであれば売れるポイントを抑えておくとかもあるのですが、それはまた別記事で書いていこうと思います。
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