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体重とマラソンの関係について考えてみた
昨日のエントリーでは10kmの自己ベストを2分以上更新出来たのは体重が減っていたのも要因の1つではないかと書いた。そこで少し気になったので調べてみたところYOMIURI ONLINEに田中宏暁・福岡大学教授の興味深い記事が掲載されていたので紹介したいと思う。
YOMIURI ONLINEより引用
体重が1キロ減るとフルマラソンの記録が3分縮まる」という説をご存じだろうか。提唱者の一人とされる田中宏暁・福岡大学教授に問い合わせると「もっと短縮できます」と言われ、驚いた。
田中教授によると、「※y=0.2x+3.5」という数式を使うと、減量の効果を試算できるという。例えば、体重60キロでフルマラソンを5時間で走る人が1キロ軽くなれば5.6分、同じ体重で3時間の人なら3.3分の短縮が期待できる。体重68キロ、フルマラソン4時間37分の私の場合、標準体重の61キロまで減量すれば、何と4時間6分で完走できてしまう計算だ。
「エンジンが同じなら、積み荷が軽い車ほどよく走るのと同じ。練習すれば<体のエンジン>である筋肉の性能も上がるから、軽くサブ4フォー(4時間切り)を狙えますよ」と田中教授。問題は、筋肉を落とさずに7キロも減量できるかどうかだ。
体重とエネルギー消費量の関係から体重減少(軽量化)によって省エネとなるので、同じエネルギーを使えばより速く走れる、という論理だ。
田中教授の考案した数式を元に簡単に試算できるサイトもあったのでやってみた。
現在のフルマラソンの持ちタイムと、その記録を出した時の体重を入力するとトータルの酸素供給能力を同じと仮定し、目標体重になった時の予想タイムを算出してくれる。
3月15日に参加した能登和倉万葉の里マラソンの結果とその時の体重、現在の体重を入力して計算してみると8分近く短縮出来ることになった。自分の体重の場合は2kg減で8分も短縮出来るらしい。
トレイルランをやる人なら良く分かると思うが2kgのバックパックを担いで4時間近く走るのはかなりの負荷になる。2kgの体重増減と言えどもバカには出来ないもんだ。
ただし勘違いしてはいけないのは、ちゃんとトレーニンをしないで減量だけしても筋肉を落としてしまうだけでタイムの短縮は望めない。
やはり大切なのは、減量=記録更新ではなく、トレーニングによって体力や筋力などの向上があり、それにプラスして体重も減少するため、結果として記録が短縮されるということだ。
今日は休養日なのでランニングはお休み。
今月の走行距離は214.4km