どうする! シニアのお金問題
今回は「人生100年」と「老後資金2000万円」及びシニアのお金の心配を改めて考えてみた。この老後資金のためには貯蓄だけではなく、投資を考えようという「証券会社」の営業方針や国の年金対策ではないか、とも言われているらしい。
投資はギャンブル的な要素もありリスクもあって、必ずしも老後資金が確保できるか分からない、という見方もあるようだ。証券会社の勧誘内容も良く聞いて始めることが肝心だ。話を「はいはい」と丸呑みすると、一昔前のマリリンモンローではあるまいに・・・
リスク取ってみたが・・・
騙されて ハイハイリスク ノーリターン
ところで、老後資金2000万円の根拠をAIに聞いてみると以下の様な回答があった・・・
「この問題は、2019年に金融庁が提出した報告書に端を発しています。報告書では、夫65歳以上、妻60歳以上の高齢夫婦無職世帯の平均的な収支が、実収入:20万9198円、実支出:26万3718円、不足額:5万4520円と考え、この不足額を30年間継続すると、約2,000万円の貯蓄や資産が必要になるという計算です。」
さらに2000万円確保する方法もAIに聞いてみると、投資面では・・・
「貯蓄額がある程度まとまったら、安全性の高い商品に預け替えたり、分散投資を行ったりすることで、資産運用の効率を高めることができます。老後資金2000万円を確保するには、自分のライフプランや収支状況を把握し、計画的に貯蓄や運用を行うことが必要です。」
まるで優秀な?ファイナンシャルプランナーのような回答があったが、そのまま証券会社の営業にも使えそうだ。このままいくとAIですべて解決するか、あるいはAIから「諦めましょう」と引導を渡されるかになりそうだ。
「金は天下の回りもの」という諺もあるようだが、どこにあるのか一向に回ってはこないものでもある。回ってくるのに人生100年を要するかもしれない。
何処に潜んでいるのか・・・
自分には 回ってこない 回し者 (キャッシュ フローか不老か?)
最近は現金からカード、デジタル通貨とキャッシュレスの時代に移っているが、高齢者には現金が最も使いやすく安心感があるようだ。しかしお金が無いのもキャッシュレスか?
財布の中は・・・
昔から キャッシュレス 当たり前 (時代を先取りしていたか?)
老後資金には生きていく生活費、終活の費用、そしてあの世で必要な経費が考えられる。
老後資金2000万円にはあの世の経費は含まれていないようである。生前の行いにより、人はランク分けされて天国(Aランク)、一般社会(Bランク)、地獄(Cランク)と別れるらしい。地獄では閻魔様への賄賂により待遇が大きく異なると、と言われている。地獄行きの可能性がある人はその賄賂の経費が必要である。(なおこの賄賂は犯罪には当たらない)
袖の下 地獄の沙汰も 金次第(閻魔様はノースリーブでなく袖がある?)
長生きすると住宅に関わるお金も考える必要がある。住宅ローンでも固定金利が良いか、変動型が良いかもある。ローンをどう組むかも老後の重要な課題である。人生100年ともなると、長期ローンも返済が長くなり、自分から子供へ孫へ・・・と延々と払うことになる。
「リバースモーゲージ」とは自宅に住み続けながら、その自宅を担保に老後資金を借りることができるという商品がある。しかし、人生100年とか長生きした場合はなかなか自宅の処分ができないし、自分より住宅の寿命が先に来たらどうなるのだろうか?
次回はシニアのお金と詐欺問題を考えてみたい・・・
詳しい解説は、拙著「シニア川柳100選!」(文芸社)をご覧ください
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