どうでもいいことを憶えているのは何故?
「情動、ココロが揺れ動かされた時に、記憶に強く刻まれる」
ということは、脳や記憶についての学びの工程で知ったことです。
ところが、その学びに矛盾する事もあるんです。
何十年も前に、何の感動も起きなかったはずの事柄を、憶えている、という事。
例えば…
「マヌカン ピス」とはフランス語で、しょんべん小僧の意味である。
とか…
35歳の時に、たまたま入ったトンカツ屋の名前が「うちの」だった…とか。
1つ1つに、何の感情の上下動も、意味付けも無い…はずなのに、何故か頭からこぼれない。
他の情報をどんなに積み重ねても残っている。
特に心動いた事でもなかったはずなのに…
でも、そんな科学的推察の枠から外れるような、突拍子もないこと、人間のまだ考え及ばない事柄が、沢山詰まっているのがきっと、「脳」なんでしょうね?
脳は宇宙である…
そのように表現する脳科学者はとても多い。
それほど、ナゾが多く、神秘的な奥深さがあるのが、みなさんそれぞれのアタマの上に鎮座まします、脳…ってやつなんでしょうね。
今週はこのへんで、失礼します。
みなさん、おやすみなさい!