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社会人になって半年で気づいた、会社は夢を忘れさせる場所であるということに。

今年の春に新社会人になり、半年が経過した今日この頃、気づいたことがある。それは、
「会社は簡単に夢を忘れさせる場所である」ということだ。

抽象度が高いのでもう少しわかりやすく言えば、
新しいことに挑戦すること、違う環境へ飛び込むことを怖がり、辞めてしまうようになるのだ。

それもそうだ。会社員として働くというのは、良くも悪くも安定している。
よっぽどのブラック企業でなければ、毎月一定のお金を貰えて毎週2日ほど決まった休みがある。仕事ができなくても多少サボっても今の日本であれば、簡単にクビにされることはない。いつパワハラ・セクハラと訴えられるか分からないので、先輩上司も執拗に絡んでくることも昔と比べれば少なくなった。人が足りていない企業が多いので強いこだわりがなければ転職も簡単にできる。

恵まれているのだ。いや、今の私たちは恵まれ過ぎているのかもしれない。

起業したい。遊びを仕事にしたい。経営者になりたい。世界一周したい。
皆んなそれぞれ本当はやりたいこと、挑戦したいことがあるのに、会社員として生活をしていると、なかなか踏み出せなくなる。

ボーナスがいいからなあとか、土日休みだしなあとか、失敗したら嫌だしなあとか、やらない理由が簡単に見つかってしまうし、
幼い頃からちゃんと勉強していい学校に入って、いい企業に就職してコツコツ貯金して、30歳までには結婚して家庭を持つのがいいと教わってきた私たちは、周りの目を気にして会社員を辞める選択肢が取れなくなっている。

私は恐れている。たった半年働いただけだけど、気を抜いたら夢を忘れてしまいそうな気がしているからだ。
別にやりたいことではない(むしろやりたくない)仕事だけど、同年代の平均よりはお金を貰えているし、完全週休二日でボーナスもいいし、体力も全然使わない楽な仕事だ。
このまま何年も続けていたら、そのうちこの環境にも慣れて辞めることが怖くなる未来が見える。

今すぐに会社を辞めるつもりはないが、やりたいことのためにいくら貯まったら辞めるとか、3年経ったら辞めるとか明確な目標や期限を決めたいと思う。
人によっては、そのままでいいとかないものねだりだと思うかもしれないけど私はやりたいことをやりたい。一度しかない人生、もっと楽しいものにしたい。

これを読んでくれた方には、自分の生きる目的を見失わず、好きなように生きてほしいと思う。

最高の人生だったと思いながら死ねる人が一人でも増えると嬉しいです。

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