【注意】”●●診断”に要注意！
アクティベイト株式会社、海老一宏です。
今回は自己分析ツールを使う時に大切なことについてお話しさせていただきたいと思います。
転職のスタイルも時代によっても変わります。
現代の転職においては頻繁に自己分析ツールが利用されています。
もちろん大変便利なものですし、今までと違った切り口で自分のことを知ることができる可能性がある為、大変画期的であることには間違いありません。
ですが、この分析ツールでご自身が望んでいない結果が出てしまったとしても自分の行きたい道を諦める必要はありません。あなたの人生だから、あなたが決めれば良いですし、言うならば最終的にはあなたしか決めることができないのです。
そう言った部分についてお話ししていきます。
様々な自己分析ツールには注意が必要
就職や転職活動だけでなく、運転免許の教習所でも心理学を活用した自己分析ツールが利用されています。
世間でも分析ツールはかなりポピュラーになってきており、若い方はアプリで出会う時に相性診断の一つとしても取り入れると言った話を聞いたことがあります。
星の数ほど自己分析ツールがあり、転職を機に改めて自己分析を行なっている方も多いと思います。
もちろん自分を見つめ直して強みや弱さを知ることや、思考パターンの傾向を知ったり、人間関係の確認などを把握したりと種類は様々です。
しかし、結果を鵜呑みにしてはいけません。3つの点に注意してください。
そもそも自己分析が本当に必要なのか？
その自己分析は本当に正しいのか？
結果を都合の良いように解釈をしていないか？
ということです。
自己分析は自分で自分を分析します。
人生において数十年付き合ってきた自分自身のことは誰もが「自分はこういう人間だ」と思っているはずです。
それがもし、自己分析で出てきた結果が全くイメージと違う結果だとしたら…。多くの人は、その結果に納得できずに都合の良い結果に解釈する傾向にあります。
他人のものさしに影響を受ける人は成功できない
自己分析ツールはあくまで他人が作ったものです。
しかも、結果は「傾向」を示しているにすぎません。この点を注意して活用してください。
人間は弱い生き物です。ついつい苦手なことは諦めたりダメな自分と向き合おうとしません。悪しき思考と行動パターンに陥って、自分や他人を傷つけてしまっていることもあります。
だからこそ自己分析は、結果を冷静に受け止め、しっかり自分で判断して有効活用しましょう！
分析結果で苦手と結果が出たとしても、やりたいと思う気持ちがあれば突き進むことも時には大事です。そして何より社会には苦手でもやらなければならないことが数多く存在します。
苦手に全て挑戦しましょうとは言いませんが、社会人として避けられない部分に直面した時に解決する能力のある人こそが成功を掴み取ります。その内容が苦手であっても粘り強く戦い続けて勝ち取った人を私はたくさん知っています。
だからこそ分析結果はあくまで「傾向」。
ご自身の心の中にあるものと同一ではないということを理解しておいてください。
基本ルールやルーティンを作ろう
転職活動をされている方、キャリアアップを考えている方は、ぜひ、自分を動かす自分だけの基本ルール・思考のルーティンを作ることをお勧めします。
キックの前に手を合わせるルーティンで話題になったラグビーの五郎丸選手。ルーティンを確実に実行したからこそ、何回もキックを成功させていました。これと一緒で、「基本ルール・ルーティン」が、あなたの人生を創りだします。
特に「自分は心が弱い」と思っている方、優柔不断で何事も長続きしない方はとても有効です。
他人に命令されるのではなく、自分で決めたことに自分で覚悟と責任を持つのです。
まずは1つだけでも良いので、考えてみてください。それは大小を問いませんので、確実に実行できるものにしましょうね。
自分自身に向き合うのが難しいと感じているなら
自分自身のことを色々考えてはみたけれど、自分で判断することが難しかったり、未来のビジョンが見えにくく不安を感じる方もいると思います。
そんな方はキャリアカウンセリングでこれからのキャリアを相談するのもいいかもしれません。
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