自己流の6カ月と私との3カ月-中高年の転職成功事例-T氏
これは、転職のサポート開始からわずか1カ月半で新しい会社で働き始めた人の話です。
あなたのキャリアはオンリーワン
半導体関連の技術営業をしていましたが、リストラにあって55歳で転職を余儀なくされたT氏。
半年間ほどご自身だけで転職活動を頑張っていましたが、結果が出ずに「自分の人生が否定された」と自信を失いかけていたようです。
もうダメかもしれない…と途方に暮れていたとき、偶然、私の著書「40歳からのサバイバル転職成功術」を読み、個人向けの転職サポートプログラムに申し込んでくれました。
プログラムにお申し込みいただき、指導を開始したのは1月中旬です。
T氏のキャリアカウンセリングをさせていただき、そこで私がしたアドバイスは、「過去の関連業界に向けての直接アプローチをする」ということでした。
前の記事でもご説明したように、中高年の転職で求められるのは、過去の実績が中心です。そのため、基本に立ち返って、実績をアピールする戦略で転職活動を進めていくようにしてもらったのです。
その結果、なんと2月中旬に企業から内定をもらい、3月から仕事をすることになってしまったのです。
このスピード感だけでもT氏は驚いたようです。が、さらにT氏を驚かせたのは、その年収でした。なぜなら、当初期待してた年収よりも、はるかに高いものだったからです。
中高年の転職活動で大切なこと
中高年の転職活動は、とにかく、退職してから時間を空けないことが重要です。
なぜなら、ビジネスの緊張感が不足するので、話し方は遅くなり、 会話にキレがなくなり、表情も乏しくなってきてしまうからです。
転職活動の期間が長引いたり、再就職までの期間が空いてしまったりすると、面接で合格するのが大変になってきます。また、T氏のように、半年も家にこもって、おひとりでの転職活動は精神的にも良くありません。
中高年の転職の場合は、ご自分の流儀にこだわらず、プロにサポートしてもらうのが一番です。
なぜなら、中高年の転職活動には、決まり切ったやり方、テンプレートが存在しないだけでなく、「自己の棚卸」で見つかった経験や実績は、あなただけのものだからです。
ご自身に経験があるからこそ、あなたに合った・あなただけの転職活動が必要で、インターネットなどに記載されているようなテンプレートに当てはめた転職活動ではその他大勢と同列になってしまい、逆に不利になってしまうのです。
そのため、私の個人向け転職サポートプログラムは最初にキャリアカウンセリングを時間をかけ、なぜ転職するのか(Why)、何をしてきたのか(What)、どのように働きたいのか(How)を決めて、転職活動の進め方をアドバイスして行きます。
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