変化は突然みえくる。

●変化は突然みえくる。

氷が溶ける温度がある。
溶け出すとみるみる溶け出す。

いまからとけますよという合図もなしにとけていく。

人生の変化もこのようなことがある。
ある点を境に一気に変化がでるということ。
そのある点までは辛抱のようなもの。
一切なにもかわっていないように見えるからだ。

芸人も売れ出すと一気に変化するという。
仕事に追われて寝る暇もないくらいになる。

それまでは下積みで冷や飯でくらす生活。
だれも見向きもしない暮らしということ。

継続や辛抱や忍耐があればそれが変化になっていく。
それまで一切変化していないように見えて、いろいろ変化しているということ。
水面下では。

徳川家康の比喩の
泣くまで待とうホトドギスとはまさにこのようなことをいっていると思う。

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