書評 お金の現実
書評 お金の現実
フェイのお金がある。
人が持てないくらいの丸い石のようなもの。
これがお金として扱われていた。
当時これがお金として流通していた。
ただし移動が大変なので、紙だけの取引の記載しかなかった。
大きいので盗むのも大変だから外に置いていた。
そして外国からの侵略がありそのフェイを廃止しようとしたが、
島のみんなはフェイに信頼を置いていたので流通がとまらなかった。
しかし侵略者が石に消えない印で無効という旨のサインをした。
これにより、フェイが断絶した。
フェイの形はあるのに無効のサインだけで価値がなくなった。
また侵略者が島から出ていくと、島民はフェイを復活させて再び栄えたフェイ。
お金とは信頼でみんなが信頼しているかこそ価値がある。
あるとき政府などが価値は無効としただけで一気に価値がなくなる。
第一次世界大戦後のドイツのハイパーインフレがおきた。
このときもお金は信用できないものなのでお金を受け取らないようにする傾向があった。
円安、円高、インフレ、デフレがあるけれども、
お金は信用を形にした道具であって、みんなが価値があると思うから
一万円で、物が買える。あるときに政府が価値はないといえばそれだけで紙くずになる代物。
99%の人が気づいていないお金の正体
みんなが犯罪してもほしがるようなお金。
信頼を手にしたいけどもその実態はみんなの思い込み。
思い込みに必死になって労働したり、お金の争いをしたり夢中になっている。
野生動植物にはお金はない。
それよりも果物や農作物のほうが価値がある。
お金の実態をしるにはよい1冊