わが投資術 市場は誰に微笑むか
わが投資術 市場は誰に微笑むか
サラリーマンで長者番付トップレベルになった日本人がいる。
野村證券に入社し、顧客に無駄な売買を繰り返させ手数料を荒稼ぎするのが会社の常識と
教え込まれて違和感を覚えて退社。
そしてまさにその違和感を壊して自分も顧客も儲かる仕事を達成した。
顔に冷や汗をかき、妻に相談する局面もあったけども多くの経験をして数百億の資産を保有もした。
その矢先に咽頭がんになり声を失った。
話すことができなくなった。
巻末には登山の話がある。登山で山にも登る
帰りはバス停でバスを待つと向かいの家から年配の女性が話しかけてくる。
バス停はそっちではなく、こっちのバス停にバスがとまる。
そして移動してバスをまった。
バスがきた。
女性に別れを告げる。
女性は本当はヒヤヒヤしたらしい、バスが来るのかどうか心配だったとのこと。
著者、清原氏はその経験から、人は他人になにかをしたい人をサポートしたいところがある。
清原氏も、投資について過去ほど意欲も低下し引退するが、新しい人生でもだれかをサポートする
なんらかのかたちで。
投資のすべての経験をつめこんだ1冊。
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