推論は人間の利点
推論は人間の利点
・あなたは、様々な場面で推論が使えることが人間の最大の強みだということについて理解してきましたか?普段の生活の中で、その推論力を高めるような工夫や蓄積を重ねていますか?
⇒重ねるとかありません。
見えることは想像しているにすぎない。
二次元にしか見えないのに三次元を予想するのが脳でもある。
現実もしかりで、見えてる景色から推測して、現象をみている。
人の肉体もしかりで、表情から感情を推測する。
また、服装や持ち物から相手を推測する。
収入があるか、結婚指輪があるか。女性か男性か、身長の高低で遺伝子異常はないか。
いわゆるイケメンも遺伝子異変が起こってないか、病気をしていないか。健康的な身体かどうか判断する。
いわゆる推測で、判断することになる。
現実も然りで脳がイメージしたとおり、信じたとおりになることがいわれている。
実際に人は死んだら景色もみえない。
思考もなければ色もわからない。
脳がイメージしているからこそ見えていることになる。
ともすれば実際は、景色も、色もない世界が通常の世界でもある。
脳がイメージしているからそれがわかることからでもある。
自分の現実は自分みたい景色がみえているといわれている。
学歴、収入も仕事も自分が信じたとおりの自分をということでもある。
ならば信じることを変えれば現実もかわることになる。
無意識レベルで信じていることが今の自分自身ならば、
無意識レベルを変えることで未来の自分も自由に変えられるだろう。
・あなたは、より具体的な答えを知りたがってしまうのは、その部分について推論が働いていないからであり、もう少し構造やつながりを理解して一段視点を上げることで具体的なものから離れられるということを理解し、そのように実行していますか?
⇒実行していません。
点と点がつながれば線になる。
より鮮明に見えていなくても6割がたわかれば推測で脳が勝手に答えをだしてくれる。
一方で、その逆が誤解でもある。
ある程度わかれば推測するが実際に8割みれば推測したこととは別の答えもでる場合もある。
しっかり確認しないことで正しさを間違えることもあるということでもある。
人は想像で回答してしまうことがある。その典型が不安や恐怖でもある。
コロナ禍をみればわかるとおりに、あり得ない事実が尾ひれをつけて噂になる。
空気感染する。ワクチンは危険すぎる。咳をしただけで写る。
未知の恐怖は勝手に増大する傾向がある。
日本の未来もしかりで、高齢化社会、年金、医療費問題、少子化などもあるがさほど悲観することもないということ。
不安や恐怖は事実よりも過大にみえるということでもある。
より事実を見極める力が必要となるということでもある。
世界も良くなっているのが事実でもある。
ファクトフルネスという本があるが、興味があれば読んでみるのもよい。
・あなたは、様々な学習というのは個別具体的なことを記憶することではなく、物事の構造やつながりを理解して、それを応用できるようにすることであるということを認識し、そのようにこれまで学習を積み重ねてきましたか?
⇒重ねていません。
学習は自分が好きなことがあればそれに没頭することがよい。
嫌いなことをいくらやっても上達しないだろう。
現在はゲームやSNSや動画に没頭するひともいる。
没頭できることはある意味重要な強みである。
人は没頭できることがそんなに多いわけでもない。
その没頭にブレーキをかけることで、成長を阻害することでもある。
ある官僚の事務次官は、本屋の理系コーナーには立ち寄らないという。
計算問題の本があればそれに没頭して続きが気になってとまらないらしい。
だから退職したら好きな理系の本を読みあさることをしたいらしい。
まさに没頭にブレーキをかけている状態。
それくらい好きなことがあれば、ある種ノベール賞なみの才能もあったのかもしれないが、
自分で自分にブレーキをしてしまうことで、成長を阻害していることにもなる。
ブレーキを解除して、その才能をフルに発揮したほうがよい。
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