キラキラ


「 きらきら 」


去年の今頃に書いたnote

今年も年の瀬近くなってきて、いつもより静かなきらきらとした追い込みが来てる

一人暮らしの父を、この喧騒の中 一人 過ごさせてしまうことを申し訳ないと頭の片隅に考えて去年

今年の梅が咲くまだ冷え込む頃、父は亡くなった

亡くなるまでの半年、私はただひたすらに亡くなる日が来ても後悔がないようにと動いた

日に日に記憶が曖昧になっていく父にひたすらに付き合った

いまではそれで本当に良かったと思っているし、年の瀬に埋もれないように数枚の喪中葉書も作ることを頭の片隅で考えている


今年は子供に何をプレゼントしようか

去年よりも少し成長した我が子とクリスマスケーキを作ってみようか

この殺伐とした見えない何かへの不安にきらきらとひしめくクリスマスムードや年始へ向けての祝盃を押し付けられているかんじは相変わらず苦手

誰もがクリスマスをきらきらと過ごさなきゃないような押し付けと、年末年始を温かく感じなきゃいけない焦燥感になんて折り合いをつけたらいいんだろう

まだ1年を振り返るには充分過ぎるくらい早いのだけれど今年は私の人生で一番荒波だった、まだ渦中だけど

クリスマスとか正月とか、イルミネーションとか、お祝いとか、心細くなるからやめてほしい

参加しないと恐怖にかかれる不安感はなんなんだろ


1日お疲れ様でした




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