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大林河
2020年7月24日 21:31
第10章 粘膜表面の感染防御本「皮膚を介して生体内に侵入する病原体の種類は少ない」大林「粘膜から侵入するのが多いよね。貴方の風邪は鼻から?喉から?」本「ヒトの免疫系は2種類の半自律性要素からなる。皮膚からの侵入に対する全身免疫系と、呼吸器粘膜表面などからの侵入に対する粘膜免疫系」大林「へぇ~、そんな分類はじめて知った!」大塚製薬「粘膜免疫を突破して体内に病原体が侵入すると、次の防御の仕組
2020年8月7日 22:18
本「生体内で最も大きいリンパ節である腸間膜リンパ節mesenteric lymph nodeも消化管を防御する役割を担っている。」大林「生体内最大級か!…ん?腸間膜リンパ節、ということは、腸管関連リンパ組織GALTとは別物なのか……覚えきれない」◆復習メモ粘膜関連リンパ組織(MALT:Mucosa-Associated Lymphoid Tissue)MALTの種類としては、・腸管関
2020年8月14日 19:04
本「パイエル板ではM細胞(小襞細胞microfold cell)が腸管腔(管腔側)から捕捉して、基底側に輸送し、樹状細胞はそれを受け取って処理する際にIL-10を分泌する」大林「パイエル板って場所では、M細胞が腸管腔にいる抗原を取り込んで、自分の中を通過させて反対側の基底側に出す。そして、それを樹状細胞がキャッチするわけね」Wiki「パイエル板とは、空腸や回腸において、腸間膜の反対側の所々に存
2020年8月21日 21:57
本「蠕虫は腸管内に生息し繁殖する寄生虫」大林「一瞬読みが分からなかった。ゼンチュウと……共存は可能?」本「蠕虫は共生微生物ではなく必ず病原体となる。蠕虫は、CD4Th2が放出するインターロイキン4,9,13,25,33によって排出される」◆復習メモT細胞の種類※メジャーなものだけ★CD4陽性T細胞:表面タンパク質CD4がある。 >ヘルパーT細胞:放出するサイトカインによって免疫応答