英単語を覚えられない3つの理由と対策方法
英単語を覚えると表現の幅が格段に広がります。
それでもなかなか覚えられず、ついつい苦手意識を持ってしまいますよね。
・なかなか単語を覚えられず、覚えてもすぐ忘れてしまう
・単純作業で意欲がわかない
・単語を覚えたいけど正しい方法がわからない
このような悩みを持っている方、またはお子さんが英語を習っていて同じ状態にいる方は少なくありません。
単語を上手く覚えられないには大きく3つの理由があります。
理由といっても、それは練習の仕方に原因がある場合が多いです。
今回はよくある3つの理由とその対策についてご紹介していきます!
単語を覚えられない3つの大きな理由
・繰り返しが足りない
・単語の読み方を練習していない
・日本語力が不足している
勿論この3つ以外にも原因はありますが、少しでもお役に立つ情報になると幸いです。
理由1 繰り返しが足りない
単語を覚えられないということは、覚えるまで練習ができていないということです。
いきなり厳しい言い方になってしまいますが、よっぽどの特性がない限り一回練習したことが永遠に記憶に残る人はいません。
事実、人は覚えたことを20分後に半分近く、次の日には約70%忘れてしまいます。(参照:エビングハウスの忘却曲線)
つまりはわたしたちは覚えたことをすぐに忘れるのが自然なのです。
そして復習することで、忘れる量を減らすことができます。
また、特に単語はいつも使う物とそうでない物に大きく分かれます。
使う頻度が少ない物は更に繰り返して出会う回数を増やす必要があります。
すぐに忘れず使いこなせるようになるためには、漆塗りのイメージで何度も繰り返し練習する必要があります。
繰り返しからは逃げられません。
いやいやではなく、「そういうもの」として向き合ってみましょう。
意外に向き合ってしまえばできるようになるものです!
理由2 単語の読み方を練習してない
一定期間繰り返しても覚えられない場合は、単語をただ目で読んでいる or 紙に書くだけの練習をしている場合が目立ちます。
語学の学習で大切なのは音声を活用することです。
誰だって言葉を覚える時は、文字よりも音を先に覚えます。
赤ちゃんだって大人の会話を音で聞いて、どんな状況でどんな言葉を使うのかを学びます。
そしてその真似をしながら学びます。
英単語も同じです。
とにかく音を聞いて(※ 繰り返し)真似すれば覚えられます。
音を聞いた練習方法についてはこちらの記事を読んでみてください!
理由3 日本語力が不足している
最後の原因は使ったことのない単語を覚える時に目立つ原因です。
意味がわからない物は絶対に覚えられません。
なぜなら脳は使わない・使えない物はすぐに記憶をカットしてしまうからです。
脳を使うということは多くのエネルギーを消費します。
平均して1日にエネルギー全体の20%は脳が使っています。
多くのエネルギーが必要な脳にとって、使う価値の低い情報は優先して保存されません。
もう一つの理由は、英単語の理解度はわたしたちの母国語の基準を超えることがないからです。
長く幼少期の殆どを海外で過ごした場合は少し状況が異なりますが、それでもその様な人にも言語の得意・不得意は存在します。
少し話が逸れてしまいましたが、日本語での理解が追いつかない場合は、単語の日本語訳を自分に合ったレベルに下げることがおすすめです。
例えば、小学校1年生のお子さんが「到着する arrive」という単語が分からない場合、「 到着するって着くって意味だよ」と言葉を優しくすることができます。
難しい言葉を覚える際は、日本語を自分の言葉に変えてみましょう!
あくまで主軸は日本語がおすすめです。
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ここまで読んでくださりありがとうございました!
少し難しい話に発展してしまいましたが、単語を覚えられない原因は練習方法にあります。
・繰り返しが足りない
・単語の読み方を練習してない
・日本語力が不足している
この3つを見直すと単語の学習方法を改善できる可能性があります。
そしてこれらは全て音読練習を行うとかなり改善できます。
例えば、次の様なイメージです。
・1日目は 1 ~ 10ページの単語の音声を聞く
・2日目は 1 ~ 10ページの単語の音声のまねをする
・3日目は 1 ~ 10ページの単語の音声を声に出して読んでみる
・4日目は 11 ~ 20ページに進む
単語の学習は急かず、3日間同じページを読める様になるまで繰り返しましょう。
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