インナーゲーム的「王様の耳はロバの耳ー！」

アクトフォーカス・スタッフゆうすけです。

人間、生きていると喜怒哀楽があります。
そして、その中でも「怒」「哀」に心が奪われやすいと言われています。

そんな怒り・哀しみ（悲しみ）にひたってしまったとき、
「どうでもいいや」
と口に出して唱えてみてはどうでしょうか。

インナーゲームは「明確な目標」を持ち「現在を観察」します。
そうすることで、無意識の力（セルフ2）が現在から明確な目標に向かってビューンと動いてくれる、という考え方です。

ところが、怒り・悲しみといったマイナス感情にとらわれると、ビューンと動くセルフ2の通り道を塞いでしまいます。
そうすると、セルフ2が働かずに持っている能力が発揮されなくなるのです。

ここで「どうでもいいや」と口に出すことで、いくぶんかスッキリして感情や想いを手放すことができます。
「王様の耳はロバの耳ー！」と似た話です。

これはインナーワークで出てくる「STOP」というテクニックの応用です。
STOPは定期的に一旦休止して、現状を確認・観察します。
そのことで流れに飲み込まれるのを防ぎ、何をするのかを自分の意思で決めて進めるやり方です。

このSTOPを感情が動いたときに使うと、「感情に支配される自分」を止めて立ち止まれます。
そうすると、自分は何をすればいいのかが「選択」できるようになります。

一旦落ち着いて冷静になるのもありですし、そのまま怒りや悲しい気持ちに身を任せることもありです。
自分が主体性を持って「選択」していることが、大切なのです。

それを引き出す言葉が「どうでもいいや」で、決して自暴自棄になるのではなく、「手放してリセット→改めて選択する」ことが目的です。
リセット→選択の流れであれば、言葉は自由です。

セルフ2を引き出して自分の持っている力を発揮するのに、セルフ2の通り道を清掃してキレイにしておくことは欠かせません。
今回は、そんな「清掃」のお話でした。

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