「なんだか調子が悪いな」これで十分です。

アクトフォーカス・スタッフゆうすけです。


「なんだか調子が悪いな」と思ったり、「うまくいかないな」と思ったりする…しかし、なぜそうなったのかはよく分からない。

ふとした時に、結構起こっていることです。

そういうときには、「明確な目標」を改めて確認すると調子の戻ることが多いように感じます。

インナーゲームの考え方では、明確な目標に向かってセルフ2=無意識が働き、持っている能力が大きく発揮されます。

これが「調子がよい」「充実」につながります。

しかし、明確な目標が失われればセルフ2の働きが鈍り、パフォーマンスが落ちます。

当然、調子の良さや充実感を感じなくなってしまうのです。

しかも、そのまま放置しておくと、能力を発揮できない「現状」に対してダメだなあという「マイナス評価」をし始めます。

それが続くと、「自分は能力が発揮できない人だ」「そもそも発揮できる能力なんてないんだ」という自己否定につながり、自分の能力を日常的に抑え込むことさえ起こってしまいます。

では、どう対処すればよいかというと、まずは調子の出ていない自分に気づき、認めることからです。

「なんだか調子が悪いな」これで十分です。

そうして「自分は今何をしようとしてるんだっけ」「何に向かっているんだっけ」と、明確な目標を確認します。

現状をまっすぐ見つめ、向かうべき場所を設定してあげることで、スムーズに能力が発揮されるのです。

この際の目標設定は、なるべく身近で小さいものがよいと思います。

例えば、仕事で集中力が途切れ途切れのとき、

「そういえば、あの資料を完成させるんだった。まずはデータ入力だけ終わらせよう」

「よし、データ入力終わった。次はデータの集計だ」

「集計終わり。次は資料のレイアウトを考えよう」

と、資料作成という目標に対して小さな通過ポイントを設定し、そのポイントを明確な目標にしてポンポンとクリアしていきます。

そのうちに「ん?調子出てきたかも。いけるじゃない」と感じるでしょう。

もうお分かりかもしれませんが、「調子が悪い」というのは、「持っている能力の発揮度が低い」というのとほぼイコールです。

さらに言うと、自分はできないと思っている人や、他人からできないと思われている人も、

「常に調子が悪い=能力が発揮できていなくて、できない」なのか、

「能力は発揮できているが、できない」なのか、その確認はあっていいでしょう。

能力発揮の具合、発揮のやり方を実践できているか、という視点で見直してみると、あっさり改善することも多いものです。


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