![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136143848/rectangle_large_type_2_83747c288ea946bf574956d8a0311415.jpeg?width=1200)
Comoris:都市で森を育てる仲間募集
みんなで、近所で、森をシェアする。
土や微生物とお隣さんになる。
「Comoris(コモリス)」は、近所でアーバンフォレスト(街中の小さな森)を育てるメンバーシップ制のシェアサービスです。シェアオフィスならぬシェアフォレストという新しい自然体験は、遠方に出かけずとも気軽に豊かな自然とふれあい、まるでサテライトガーデンのように、自由に木々や草花を育てる機会を提供します。みんなで、近所で、森をシェアすることで、都市での暮らしをもっとネイチャーポジティブにしていきます。
そのコンセプトモデルとして、2024年5月からの4か月間、代々木上原に小さなアーバンフォレストをオープンします。都市に新たな森をつくるノウハウを学びながら、在来種を基本とした森づくりを進めます。メンバーは、パーソナルプランターでの植物育成や各種イベントへの参加、山梨の森での研修など様々な特典を得ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712211874602-aY4P629IX4.jpg?width=1200)
小さな森を中心に、まちの生物多様性を豊かにしていく新しいライフスタイルの創造。あなたもこの新しい試みの仲間となって、 一緒に学び、実践してみませんか? シェアメンバーとして参加をご希望の方は、本記事の募集要項をお読みの上、ご応募ください。多くの方のエントリーをお待ちしております。
*本募集は2024年4月24日をもって締め切りました。
ブランドサイト:https://comoris.co/
公式インスタグラム : https://www.instagram.com/comoris_tokyo/
コンセプト
私たちの暮らしと野生をつなげる、
ネイチャーポジティブな都市生活。
Comorisは、都市に散在する空き地や遊休地などのスペースを小さな森に転換し、都市のグリーンインフラを増やそうとする試みです。通常であれば無味乾燥とした駐車場になってしまうような土地を、シェアサービスの仕組みを活用しながらアーバンフォレストとして運用できれば、不動産価値を担保しながら周囲の環境的な価値を高めることができるのではないかと考えています。
里山や鎮守の森など、かつて森林や木々はもっと私たちの生活に身近なものでした。かつて、田園都市を提唱した都市計画家エベネザー・ハワードが、緑あふれる江戸を見て称賛したように元来日本人は身近な自然を大事にしてきました。木々が遠い存在になってしまった現代でも、私たちは週末になると自然との交流を求めて遠くの森や山に繰り出しています。
Comorisでは、キャンプ場でも別荘でもない「ご近所で森を育てる」という新しい自然体験を提供します。それは、本来自然が私たちの暮らしの一部であったこと、そして、私たち自身も自然の一部であることを思い出すきっかけとなり、都市の暮らしを、よりネイチャーポジティブなものに変えていくトリガーとなるでしょう。
楽しみながら、
都市の「30 by 30」に貢献する。
「Comoris」は、アーバンフォレストによって、まちの生態系の健全性を取り戻し、都市空間における「30 by 30」に貢献することを目的としています。「30 by 30」とは、2021年にG7サミットで合意された2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全するという達成目標です。都市に関しても例外でははく、ロンドンやバルセロナ、ニューヨークやパリといった主要都市では、先んじて「30 by 30」に関する取り組みが推進され、その一環としてアーバンフォレストも注目されています。
グリーンインフラとして機能するアーバンフォレストは、都市に、ヒートアイランド現象や水害の軽減、大気汚染物質の除去、炭素の固定による気候変動緩和等の恩恵をもたらします。また、動植物の生息場所となって生物多様性を支えるほか、人間にとっても憩いの場となり、地域のバイオダイバーシティ、環境危機・災害へのレジリエンス、コミュニティのウェルビーイング向上という総合的な価値創造へつながります。
Comorisを立ち上げることで、都市空間における「30 by 30」に貢献する。それは小さすぎる一歩にすぎないという見方もあるかもしれません。しかし、日常の意識や行動変容は、環境危機に対するもっとも有効なアプローチだとも言われています。近所の小さな森という身近な自然体験だからこそ起こせる変化があるはずです。
グリーンリビングラボで、
社会のサステナビリティを推進する。
「リビングラボ」とは、市民や企業、研究機関、行政といった多様なプレイヤーの共創を通じてイノベーションを創出するためのデザインアプローチです。実験室やスタジオ内ではなく、実生活の場において、社会課題の解決や未来創造のための活動を進めることが特徴です。近年、環境課題の文脈においてもリビングラボが注目を集め、ヨーロッパでは土壌改善をテーマにしたソイルヘルスリビングラボの設置が進められているほか、ニューヨークでも地盤沈下や水害といった気候危機に対処するためのリビングラボが開設されています。
Comorisは、シェアフォレストであると同時に、サステナビリティをテーマにした「グリーンリビングラボ」の機能も兼ね備えています。企業や研究者、地域の方々とともに実験的なデザインリサーチを進めることで、環境課題の解決やネイチャーポジティブなビジネスを推進するための新たなアイデアやソリューションを開発したいと考えています。現在は、様々なパートナーとともに、アーバンフォレストキットの開発、Refiサービスの検討、土壌モニタリングの可視化実験、土壌改善プロダクトのプロトタイピング等を進めています。
シェアメンバー募集中(〜4/24まで)
今後のサービス提供に向けたコンセプトモデルとして、まずは4か月間、代々木上原の空き地を舞台にアーバンシェアフォレストを開設します。その試験運営にあたり、Comorisコミュニティの一員として、私たちと一緒に森づくりや場の運営に取り組んでくれるメンバーを募集します。
![](https://assets.st-note.com/img/1712212035144-1drdPaCJiD.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712211680543-mCH0GKp2g4.jpg?width=1200)
期間中は、メンバーの皆さんとともに以下の活動を実施する予定です。メンバーは、いつでもシェアフォレストに立ち寄って、自由に自然を楽しむことができます。また、場の運営に対する意思決定にも関わることができ、ご自身で取り組んでみたい活動やイベントなども企画・実施することが可能です。
活動内容
シェアフォレストの立ち上げ
健全な森づくりのための場の整備、植樹、仕組みづくりに取り組みます。植物の育成・維持管理
共同管理する樹木・草花をケアするほか、自分のパーソナルプランターで好きな植物を栽培することができます。イベント・アクティビティ
モーニングピクニックやトークイベント、ワークショップなど、メンバーの企画による様々な活動を実施します。リビングラボ活動
ネイチャーポジティブに資する学びやリサーチ、研究開発に取り組みます。
メンバーシップ特典
ガバナンストークン(運営参加権・場の利用権)
パーソナルプランター利用権
Discordコミュニティ参加
活動期間中のイベントへの優先参加・割引
ACTANT FOREST(山梨県北杜市)利用権(森林研修やキャンプ)
メンバーシップをお持ちの方は、ご家族での参加が可能です(人数毎のNFTの購入は必要ありません)。
募集要項
Comorisの考え方に共感し、プロジェクトを一緒に推進したいと思っていただけた方は、以下の情報をお読みの上、2024年4月24日(水)までに、末尾のエントリーフォームよりご応募ください。
活動期間:2024年5月初旬〜8月末日
キックオフ:5月11日(土)現地にて
メンバーシップ費用:28,000円(7,000円/月)を現金か仮想通貨でお支払いいただきます。支払いに応じて会員権を付与したNFTを発行します。NFTの購入方法がわからないという方もご安心ください。個別にご案内いたします。
求める人物像:
- アーバンフォレストに興味関心があり、ご自身のスキルを活かしたい方
- 既存の枠組みに捉われず、新しい暮らし方を実践してみたい方
- 長期的な植生の維持管理など、現場の実務に前向きに取り組める方選考に関して:
エントリーフォームで提出していただいた情報をもとに選考し、4/30(火)までに応募者全員にメールにて選考結果を通知いたします。選考内容・結果に関わるお問い合わせにはお答えいたしかねますので、予めご了承ください。選考の結果、想定人数に至らない場合追加募集を行います。場の見学やご質問:
4月初旬より、立ち上げメンバーによって場づくりを進めています。応募検討中の方も、活動日時に合わせて見学やお手伝いに来ていただくことが可能です。以下のURLより、お気軽にお問い合わせください。