見出し画像

夏のお手入れは思い切ってサッパリ、スッキリ!軽やかに若返ろう(^^)@四谷西府緑地

府中コミュニティガーデン講座
【四谷西府緑地】第3回「お手入れとガーデンの楽しみ方」

スッキリして夏を迎えます。

今日も公園に集合してスタートです。
先月植え込んだ「さわやか風ガーデン」のお手入れをして、そのあとにガーデンの楽しみ方のひとつとして、お花を使ったクラフトワークをしました。

まずは、先月きれいに植え込んだ「さわやか風ガーデン」ですが、来てみてびっくり! 花壇の中の花は元気でモリモリ!! でも、花壇の周りにも望んではいない草々(雑草)もしっかり伸びていて、花壇との境がわからないほどに・・・。おもわず、講座が始まる前から思わずハサミを持ってチョキチョキ。すかさず先生から「あとでやりますよ〜」と言葉をかけられ反省!(フライングはダメですね)

花壇の花がモリモリだけど、周りの草に迫られてる(≧∀≦)
多摩川側も同様ですね。

講義は、まず三浦先生から今日のお手入れの方法についてレクチャーがありました。
大切なことは「基本に戻ること」。
そもそも、どうしてお手入れをするのでしょうか?
それは、「見た目をきれいにしたい」から。きれいになれば活動するみんなもうれしいし、なにより気持ちがいい。そして、公園に来た人もうれしくなる。
やっぱり、こうしたガーデンを作りたいですよね。

お手入れをする際の優先順位は? と先生からの問いかけに、①茶色のものを(枯れたもの、花殻、落ち葉等)を取り除く、②エッジを際立たせる、③大きくなった雑草を取り除く、と次々と講座生から回答が。みなさん身についてきましたね。
ではどうして優先順位をみんなで確認するのでしょう。それは、毎回多くの人が関われるとは限らないので、その時にできる範囲でできることを効率的に行うためです。優先順位を決め、みんなで共有して作業にあたることで、効率的で楽ちんに進めることができます。

レクチャーをしっかり聴きます。

ここまでは基本です。
状況によっては、優先順位を変更したり、2つのことを同時にしたりすることもあり、だそうです。今回こちらのガーデンでは、花壇の中はモリモリで周りも草でいっぱい。そこで、今回は現場に合わせて柔軟に対応することにしました。
勉強になります。

まずは、①今「いらないもの」を取り除く、②そして「整える」という、2段階で進めることになりました。いらないものとは花殻などの茶色のものと大きくなった雑草です。整えるとは、切り戻しと枝透かしをすることを言います。

これから切り戻しです。エッジが際立ってきましたよ。

初夏から秋にかけての切り戻しには、①花を長く咲かせる(長く花を楽しむことができる)、②たくさん咲かせる(枝分かれさせて多く咲かせる)、そして③自立させる(倒れないように自立する)という3つのメリットがあります。

植物の状況を見て、秋を見越して思い切ってきれば、秋にしっかり咲いてくれるとのこと。いまお花が咲いていたり、花芽がついていても、秋にまたピークが来るように思い切って切りますと断言され、講座生は「そうなんだ〜。もったいないなぁ」と心の声とともにため息が。
ただ、夏は花々にとっても厳しいので、いつもきれいであるために思い切ってこの作業をするんですよと、先生が背中を押してくれます。まだまだ半信半疑の受講生。ちなみに、枝透かしとは、枝が増えることを見越して、風が入るように枝を透かすように切ることとのことです。

切り戻しが自信を持ってできました。

ここまでしっかりとレクチャーを受け、いざ花壇での作業です。
まずは公園入口側の花壇から手入れから。
はじめは花殻などの茶色のものと大きな雑草の取り除きです。また、花壇のエッジを際立たせるように花壇の周囲の雑草も一気に除きます。みんなやる事がわかっているので、早々にスッキリしてきました。
さすがに切り戻しと枝透かしは躊躇気味。先生が背中を押すように見本を見せてくれました。バサっとハサミを入れる姿に、納得とため息が入り混じります。これをみた講座生も勇気を持ってハサミを入れ、次第に大胆に切ることができました。
この作業は自宅でも実践できることになるでしょう。

切り戻したたくさんの花々

続けて多摩川側の花壇へ。こちらは自然の雰囲気を生かした植え方をしたので、茶色のものと大きくなった雑草を取り除くことがメインの作業でした。それでもスッキリ。この二つの作業で約30分です。効率的ですね。これなら楽々管理です。

自然な感じでまとまりました

その後、花名札の作成です。各自2つの花を選んで黒いボードにホワイトマーカーで名前を書いて作成。花の名前もわかりやすくなりました。公園に方々も名前を知ってもらえるとうれしいですね。

名前を書き入れます。
みなさんに知ってもらえますように。
いい笑顔でしょう。

後半は、自治会館に移動して一呼吸。先生が作ってきてくれた梅が振る舞われ、ホッとしました。美味しい〜。そしてフレッシュラベンダーを使ったラベンダーバンドルズづくりです。
作り方を教えていただき、各自も作り出します。はじめは会話があったものの、編み込みが始まると静かな時が流れます。また、部屋の中はラベンダーの香りでいっぱいです。各自がバンドルズ作りに集中。思い思いのリボンを編み込みました。気持ち良い時の流れです。
時間内にできあがった方もいて、バンドルズと一緒に笑顔でパチリ!写真に収まりました。

先生からの差し入れの梅。ほっと一息、おいし〜い。
バンドルズを作りましょう。
このあと編み込み、集中です。
作品と一緒に「ハイ、チーズ」
きれいにできました。
それぞれが好きな色で。香りもいい〜。

今日は、初夏のお手入れでたくさんのことを学び、バンドルズも作ることができ、盛りだくさんの楽しい内容でした。残ったラベンダーもお持ち帰りでき、自宅でおさらいにもう一つ作れちゃうかな。

これはあとのお楽しみ!
それぞれの色合いで。ステキです。

次回は、7月25日(木)。多年草についての基礎知識と植物の楽しみ方その2です。今度はどんな楽しみ方ができるのでしょうか。ワクワクドキドキしますね。
ぜひ楽しみましょう。

(文責 萩原 康秋)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?