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猛暑なんて何のその!まだまだ元気な 宮町中央公園のコミュニティガーデン
8月20日(日)はまだまだ夏真っ只中、前回の講座同様に暑い一日が始まりました。宮町中央公園のガーデンは、事務局で水やりのみをして他は何もしないでじっと花がら摘みなどのお手入れを我慢して、一か月経ちどうなるかを見ました。
小ぶりのひまわサンビリーバブルやオレンジ鮮やかマリーゴールド、紫のブルーサルビア、先月たくさん切り戻しをしたルドベキアなど、どのガーデンもとにかく元気。
花壇は3つ、それぞれをグリーン・ワークスの三浦先生、谷村先生と回り、直接切り戻し方など手入れの説明を受けました。
今月も以下のことを目標に花壇の手入れ
・目につく大きさのいわゆる雑草を根元で切る
・倒れていて、他の植物にかぶさってしまっているものを切る
・7月同様に勇気を持って高さをあわせるように切る
・花壇のエッジをきれいにする
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班ごとに分かれて、花壇の手入れをした後に、まだまだ暑くて雨はあまり多く降らないので水をたくさんあげました。手入れはあまりいらないと言っても、雨が降らず、水をあげないと特に一年草植物は元気ではいられません。
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一通りの公園の作業を早めに切り上げ、プラッツの会議室で座学をたっぷり一時間。
今回の狙いは、12月で終了となる宮町中央公園コミュニティガーデンの自立に向けて、多年草ガーデンの魅力と作り方の講義を受けました。
三浦先生は7月に英国に行かれており、その時の英国ガーデンの写真をたくさん紹介いただきました。
本場英国のイングリッシュガーデン、素晴らしいものが多く見ているだけで心がときめきました。
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花の種類は日本でも使われているものも多く、ただ気候や土壌が違うため品種が少し違うとのこと。バーベナ、ワレモッコウ、ヘレニウム、ユーフォルビアなどなど。
突然の豪雨や猛暑などの気候変動は英国でも例外ではなく、ガーデンをその被害を減らすために活用しているレインガーデンがあったり、水をあげないでも長持ちするガーデン、あまり手をかけずに四季を楽しめるガーデンもあり、景観も考えて作られてもいて、日本より進んでいます。
自分たちで作っていくガーデンで、どのような植栽が合っているかを学ぶには、もし自分で好きにできる花壇があるのなら、トライ&エラーでいろいろ試して、その場所に何が合っており、楽しみながら育てられるかを見つけるのもお勧めとのことでした。
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さわやかで美味しかった
本日もさわやかな飲みもので喉を潤し、講義は無事終了。今月5回目で講座も半分終了です。後半も楽しく受講しつつ、終わった後に活動をどうつなげたり、広げていくのか、受講生それぞれが考え始めるきっかけになる、ターニングポイントとなる講座でした。
(文責: 鹿嶋 晶子)